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手作り味噌教室(令和2年2月3日から6日まで)

更新日:2020年2月26日

 令和2年2月3日(月曜日)から6日(木曜日)までの4日間、農業活性化センター「アグリメイト」で熊谷産の米(キヌヒカリ)と大豆(タチナガハ)を使用した手作り味噌教室が開催されました。

 素材から作る本格的な味噌作りにみなさん積極的に取り組んでいました。

(1)2月3日(月曜日) 洗米

 班ごとに米を量り、洗米機で洗います。
 洗った米は、一晩水に浸します。

(2)2月4日(火曜日)  麹作り(蒸す・放冷・盛り込み)

 朝一番に米をザルに上げました。
 水切りした米をセイロに移します。

 蒸し器にセイロをのせて着火!
 湯気が上がって蒸し上がるのを待ちます。
 なかなかセイロなんてお目にかからないですよね・・・
 「温泉街のおまんじゅう屋さんみたい」と参加者のみなさんは眺めていました。

 蒸らした後、米の状態を確認。
 「あらっ!思ったより硬いのね!」

 先生のOK!が出たので、セイロを下ろし米を広げます。出来たてのホヤホヤです。
 あつあつの湯気が上がっています。

 米を人肌に冷まし、麹菌を均等に振ります。

 気合を入れて作業をしているみなさんの後ろ姿です。
 「よいしょ、よいしょ」という掛け声も聞こえてきます。
 何の作業をしていると思いますか?

 正解は・・・・・
 米と麹をもみ混んでいます。
 みなさんの息の合った作業風景を見て、「ONE TEAM」一体感を感じました。

 みなさんが愛情込めて擦り込んだ米を発酵機に入れます。
 麹菌の活躍が楽しみですね!

(3)2月5日(水曜日) 麹作り(切り返し2回)、大豆洗い

 加工室に入ると、麹のいい香りがします。
 発酵が進んでいる証拠です。
 米をほぐし、さらに麹菌の活動を促すために切り返しを行います。

 切り返しを終え、みなさん個々の手を触り「ツルツルになった!!」「顔にも付けたいわね!」と大はしゃぎ。
 そうなのです!先生の話によると、麹にはお肌をツルツルにする作用があるとのことです。
 疲労回復や美肌効果など、麹のパワーはすごいですね!!

 今回使用する大豆「タチナガハ」です。
 米と同様に機械で洗い、一晩水に浸します。

(4)2月6日(木曜日) 大豆を蒸してミンチにする、樽詰め

 水に浸しておいた大豆を水上げします。
 昨日よりも大豆が大きく膨らんでいます。
 これから圧力釜で大豆を蒸していきます。

 麹が完成したので、発酵機から取り出しました。
 昨日よりもパラパラになって、麹の花が咲きました。

 その頃、豆のいい匂いが・・・
 蒸しあがったホクホクの大豆とパラパラの麹、そして塩を混ぜます。

 ミンチ機に入れると、面白いように出てきます。
 そして次の人が味噌玉を作って・・・と流れ作業になります。
 「ONE TEAM」力の魅せどころですね!

 「私たちの握った味噌玉を撮ってくださ~い!」
 とっても楽しそうですね♪

 みなさん大事そうに味噌玉を握りながら一列に並んでいます。
 あらっ?!こちらは横一列に並んで何か狙いを定めています。
 何をするところだと思いますか?

 みなさんの視線の先には樽が・・・
 「えいっ!」と樽を目掛けて味噌玉を叩き付けます。
 空気を抜くために行う作業です。

 共同作業の末、無事味噌作りが終わりました。
 「美味しい味噌になりますように・・・」
 みなさんの思いのこもった味噌は環境抜群の熟成室で発酵を続けます。
 10月の完成が楽しみですね!!

参加者の感想

  • 素材から作る本格的な味噌作りは初めてだった。勉強させてもらった4日間だった!
  • 10月の味噌の完成が楽しみ♪
  • 樽に詰める作業が楽しかった!童心に戻ったような感じだった・・・!

このページについてのお問合せは

農業政策課(妻沼庁舎)
電話:048-588-9990(直通) ファクス:048-588-1326

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