熊谷市では民間企業と協力した持続可能なまちづくり「公民連携まちづくり」に取り組んでいます。
概要
各種ビジョン
まず、まちのビジョン(将来像)を市民と共有することが重要と考えています。民間のまちづくり団体等の協力を得たヒアリングやワークショップ・勉強会などを行いビジョンに反映しています。
これらのビジョンは皆様のご意見を元に随時更新していきたいと考えています。
星川将来ビジョン
地元有志の皆様にご協力をいただきながら、学生や民間企業、周辺住人を含めた星川に関わりの深い各種団体に所属する750人のかたに対しアンケートやワークショップを行いました。
そこで得られた意見をもとに、星川の価値、課題を整理し、「星川将来ビジョン」としてまとめました。
熊谷まちなか再生未来ビジョン
2020年から2022年度にかけ、熊谷市、地元企業や団体、立正大学・ものつくり大学・千葉大学の官民学が連携し、月1回の定例会と随時開催されたワーキンググループ(通称:くまちえ)によって、未来ビジョンを策定しました。「熊谷まちなか再生未来ビジョン」作成 | くまがやねっと情報局 | 熊谷のことならくまがやねっと(外部サイト)
熊谷スマートシティトータルブランディング方針
熊谷市ではスマートシティとまちづくりを一体的に進めています。市内・市外の皆様の共感が得られるスマートシティに向けたブランディング方針をまちづくりのビジョンと同列に位置付けています。
スマートシティ:熊谷市ホームページ
計画
熊谷市中心市街地地区都市再生整備方針
各ビジョンの要素のうち、まちなかを心地よく歩く・移動することに関わる事業については、国土交通省の「まちなかウォーカブル推進事業」に位置づけ、取組を進めています。
都市再生整備計画事業(旧まちづくり交付金事業):熊谷市ホームページ
令和7年度グリーンスローモビリテモビリティ実証計画
来年度実証実験を行うにあたり、星川の今までのまちづくりを踏まえ、他市事例などもご紹介いただきながら、どのような車体をどのようなルートで走らせてみたいかなど、熊谷らしいモビリティについて意見交換を行っています。
グリーンスローモビリティ勉強会:熊谷市ホームページ
熊谷スマートシティ実行計画
スマートシティに取り組む背景や取組分野を始め、具体的な内容や実施予定時期等を定めた計画です。
都市サービスのポータル(玄関)となる「クマぶら」、暑さ対策情報の提供など、スマートシティの取組をまちづくりと連動させていきます。
スマートシティ:熊谷市ホームページ
まちなか再生における市民参画手法
参加者募集中の”いま”参加できるまちづくり
熊谷版Decidim「ツノルバ」
「ツノルバ」は、星川地区周辺のまちづくりに、市民が主体的に参加し、一緒に未来を作り上げるためのプラットフォームです。「ツノル(募る)」という名前には、たくさんのアイデアや仲間が集まる場所という意味が込められています。ツノルバを通じて、地域の誰もが気軽にまちづくりに参加し、意見を出し合える環境を作り、自分達の街を自分達で、より良くしていく取組を進めていきましょう!ツノルバ(外部サイト)
熊谷・街・妄想ワークショップ
市民が自分たちの街を自分たちで妄想し、楽しく快適にしていく動きに
熊谷・街・妄想・ワークショップ2024を開催します:熊谷市ホームページ
過去の活動まとめ熊谷 街・妄想・ワークショップ|note(外部サイト)
コミュニティラボ
市民・企業・団体・学校・市役所が集い、熊谷の未来や、夢がかなうまちづくりなどについて、自由な雰囲気で語り合うことができる場所として、2024年8月にスタートした、新しい公民連携の取組です。
公民連携まちづくりのツール・事例
まちづくりのツール
エリアマネジメント広告
地域における公共的な取組に要する費用への充当を目的とする広告物の掲出の取扱について規制の緩和を行いました。
これにより、地域の活性化や
「熊谷市タウンマネジメント活動証明書」の発行
市民活動団体等と市が連携して行う、または市が公募等により行うまちづくり活動にボランティアとして参加したかたを対象に、市が「タウンマネジメント活動証明書」を交付します。
この「タウンマネジメント活動証明書」により、活動に参加したことが形に残り、自主的かつ継続的な市民のまちづくり活動参加のきっかけを作り、熊谷市における市民参画のまちづくりの促進につなげることを目的としています。
「熊谷市タウンマネジメント活動証明書」の交付について:熊谷市ホームページ
まちなか交流広場
平成20年にまちなかの活性化を目的にオープンして以来、毎日様々な団体が入れ替わり立ち替わりイベントを開催しています。ワークショップの開催も大歓迎です。
まちづくりの事例
公有財産の民間ノウハウによる活用
星川における交流場整備
星川将来ビジョンで人々が川沿いで憩える場所が必要であると方針が定まったことから、「どのような場所なら立ち寄りたいか」を周辺の学生や活動団体と意見交換をし、滞流場を新たに整備しました。
筑波二丁目市有財産の一階暫定利用の取組
市有の物件を社会実験として公民が連携し、熊谷駅と星川周辺地域を中継する交流・滞在のための拠点の整備を進めています。
民間財産の公共的な活用
民間トイレ公衆向け改修
「星川沿いにトイレがほしい」という市民の皆様の声を受け、一般社団法人 熊谷まちなか再生エリアプラットフォームが主体となり、星川沿いに新しくトイレを整備しました。
学生交流拠点
一般社団法人 熊谷まちなか再生エリアプラットフォームが主体となり、民家をリノベーションし、学生寮と学生滞留場が一体となった学生交流拠点を整備しました。令和7年2月に完成予定。
