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熊谷市の姉妹都市 インバーカーギル市

更新日:2023年9月22日

姉妹都市 インバーカーギル市

南半球の国ニュージーランドの南端に位置するインバーカーギル市は、熊谷市唯一の姉妹都市です。インバーカーギル市について詳しく紹介します。

写真右:ブラフヒルからの眺め
写真左上:メインストリート「Dee streetディーストリート
写真左中:桜が咲く「Esk Streetエスクストリート
写真左下:シビックシアター

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インバーカーギル市ってどんな都市?

 インバーカーギル市は、ニュージーランドの南島の最南端に位置する、スコットランド情緒の漂う美しい港湾都市です。市内は碁盤の目のように整備され、公園が多数あり、のんびり散策するのに最適です。サウスランド地方の中心都市であり、公共施設や交通施設も整っています。
 人口は約5万人で、市の面積は491.42平方キロメートル(熊谷市は159.82平方キロメートル)で、ニュージーランドでは17番目(2022年現在)に大きな都市です。
 インバーカーギル市は南半球にあるため、日本を含む北半球とは季節が逆になります。温暖で季節の移り変わりがはっきりとしており、海岸沿いに位置するため、朝晩の急激な温度変化はありません。夏の暑さや冬の寒さは、さほどきつくなく、さんさんと降り注ぐ日光やすみきった空気、そして1日の中での気候の変化などが大きな特徴です。夏は太陽の出ている時間が5時から22時までと長く、アウトドアレジャーを存分に楽しめます。冬は山岳地帯には雪が降りますが、平地や牧場に降ることはまれで、芝生や牧場は1年中、緑に覆われています。

熊谷市とインバーカーギル市の友好関係

写真:最南端となるスターリンポイント
世界各地(熊谷を含む)の主要都市までの距離を示した看板が立っています。

 インバーカーギル市との交流は、外務省およびニュージーランド大使館から熊谷市に対し、姉妹都市に関する照会があり昭和63年の秋から始まりました。
 その後、数回の視察を重ねると同時に、学生間での教育交流、スポーツ交流等も行われ、平成5年4月20日に姉妹都市提携の調印を行いました。その後10年ごとに両市がお互いを訪問して再調印を続け、令和5年には30周年の調印を行いました。
 現在、熊谷市国際交流協会のご協力のもと、毎年のように行政・教育・文化・スポーツ・産業等、各方面で活発な交流を行っており、遠い海を越えた両市の友好のきずなは、一層深まっています。

 市役所1階ロビーにある「パシフィックリム」をご存じですか?
 これは、姉妹都市提携10周年を記念して、インバーカーギル市から贈られたガラス製のモニュメントで、全く同じものがインバーカーギル市役所にも設置されています。
 市では、両市の友好にちなんで、市民課に婚姻届を提出されたカップルを対象に、記念フォトサービスを行っています。ご入籍の記念に、ぜひともご利用ください。

写真:姉妹都市提携20周年の調印式の様子(平成25年)
富岡 清市長とティム シャドボルト市長

写真:姉妹都市提携30周年の調印式の様子(令和5年)
小林 哲也市長とノビー クラーク市長

教育交流も活発に行われています

 姉妹都市提携を結んで以来、両市の高校・大学等が、兄弟校・姉妹校・友好校提携を結び、双方が生徒の短期派遣や受け入れを行うなど、活発な交流を行っています。
 平成5年より熊谷市国際交流協会がジェームズハーゲスト高校と交流を開始して以来、市立女子高校(平成20年3月31日閉校)は平成6年から18年までサウスランドガールズ高校と、県立熊谷高校は平成7年よりサウスランドボーイズ高校と、県立熊谷西高校は平成17年よりジェームズハーゲスト高校と、県立熊谷女子高校は平成19年よりサウスランドガールズ高校とそれぞれ姉妹校(兄弟校)提携をしています。
 また、立正大学は南ニュージーランド工科大学と平成7年から友好校として提携しています。

写真:ラグビーで全国大会優勝
令和5年9月、サウスランドボーイズ高校のラグビーチームは全国大会で見事優勝し、高校ナンバーワンの座に輝きました。
新規ウインドウで開きます。そのときの様子はこちらから

絶対行きたい!インバーカーギル市のみどころ

クイーンズパーク
市の中心に位置する総面積80ヘクタールの美しい公園です。園内には、ローズガーデン、日本庭園、動物園、スポーツ施設などがあり、市民の憩の場となっています。

サウスランド美術館・博物館
主に、インバーカーギルとその近郊の開拓当時の遺品とニュージーランドの手工芸品、ビクトリア王朝時代の美術品が展示されています。また、博物館では、恐竜の子孫といわれるとても珍しいトカゲ「トゥアタラ」の飼育も見学できます。

ブラフオイスター(カキ)
漁業も盛んなインバーカーギルでは、カキ漁は100年以上前から盛んに行われており、好んで食されています。また、毎年4月には、ブラフ・オイスター&シーフード・フェスティバルも開催され、大いににぎわいます。

アンダーソンパーク(写真左)
ロバート・アンダーソン卿夫妻の邸宅と広大な敷地が、夫妻の死後公園として提供されたもので、インバーカーギルの北の郊外に位置します。邸宅はアートギャラリーとなっており、広い園内ではウォーキングやピクニックなどが楽しめます。
アルミニウム精錬所(NZAS)(写真右)
 ティワイ半島にあり、1971年にオープンした、ニュージーランド唯一のアルミニウム精錬所で、900人以上が働いています。世界最高純度の高品質なアルミニウムを生産し、その6割は日本へ輸出されています。

関連情報

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