市の概要
更新日:2020年10月13日
位置・面積
埼玉県熊谷市は、東京都心から50~70キロメートル圏に位置し、ほぼ平坦で荒川や利根川の水に恵まれた肥沃な大地と豊かな自然環境を有し、その区域は南北に約20キロメートル、東西に約14キロメートルで、面積は159.82平方キロメートルです。また、可住地面積は県内第2位です。
第65回日本統計年鑑によると、快晴日数は64日と日本一となっています。
人口
人口は、平成27年の国勢調査によると、198,639人と埼玉県で9番目、県北では最大の人口を有します。
交通
国道は東西に17号・17号バイパス、南北に407号が走り、この他140号、125号も市内から分岐しています。中山道の宿場から発展した熊谷は、現在も交通の要衝になっています。
JR熊谷駅から東京駅まで上越・北陸新幹線で約40分、在来線では上野駅や新宿駅まで60分台で行くことができます。また、熊谷駅は秩父方面や羽生方面からの秩父鉄道も乗り入れています。
産業
本市の産業は、農業産出額では県内第5位(農林水産統計:平成30年市町村別農業産出額(推計)、年間商品販売額では県内第5位(平成28年経済センサス)、製造品出荷額等(平成30年工業統計調査)では県内第3位と、埼玉県内有数の産業都市です。
肥沃な土壌と、充実した広域交通網などの産業立地優位性を活かし、農業、商業、工業の各分野において活力ある産業振興を目指します。
歴史
熊谷での人々の生活は、箕輪や塩の遺跡から旧石器時代の石器が発見されていることから、およそ2万2千年前に始まったと考えられます。
奈良・平安時代になると、西別府や柴には古代の寺院が建てられました。
中世では、豊かな穀倉地帯だった熊谷は、熊谷次郎直実や斎藤別当実盛等多くの武蔵武士の根拠地となりました。
江戸時代には、熊谷宿は中山道の宿場として、また、明治初期には熊谷県の県庁所在地となり栄えていきます。
大正から昭和にかけて、関東大震災や先の大戦での空襲といった惨禍を克服した熊谷市は、平成の大合併を経て、令和となった現在も発展を続けています。