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排水設備工事

更新日:2019年4月1日

排水設備の工事についてご案内します。
公共下水道は、生活環境が改善され、また、身近な川や用水路の汚れを防止するなど、大きな役割を果たす施設です。
公共下水道が整備された区域にお住まいで、まだ公共下水道への接続がお済みでないご家庭は、速やかに公共下水道へ接続する排水設備工事をされるようお願いいたします。

【排水設備とは】

排水設備は、各家庭から出る汚水(台所・洗面所・風呂やトイレなど)及び雨水を公共下水道等に導くため、宅地内に設置される排水管、汚水ますや雨水ますなどの設備をいいます。

【トイレの水洗化は3年以内に】

公共下水道が完成し、お住まいの地域が処理区域になりますと、くみ取り便所は公共下水道が使用できるようになった日(供用開始日)から3年以内に、公共下水道に直接流す水洗トイレに改造しなければなりません。
また、処理区域内では、水洗トイレにしないと建物を新築・増改築することはできません。

【設置と管理は】

排水設備は、各個人の費用で設置及び改造をしていただきます。
このため排水設備は個人の財産でありますので、使用開始以後の補修や点検、清掃などの管理については、各個人でしていただきます。

【排水設備工事は必ず「排水設備指定工事店」で】

指定工事店は、市が認定した工事店で、基準にあった排水設備を作るために必要な技術を持つ排水設備工事責任技術者がいます。
また、指定工事店では、排水設備工事の際に必要な市に提出する各種書類の作成や申請などの手続きを皆さまに代わり行うことができます。
指定工事店以外で行った工事では、完成後に市の確認検査が受けられないため、後々トラブルの原因となりますので、排水設備の工事をするときは、必ず「熊谷市下水道排水設備指定工事店」に依頼してください。
「熊谷市下水道排水設備指定工事店」についてはこちらです

排水設備申請書類です。指定工事店の方はダウンロードしてお使いください。

【油脂阻集器(グリーストラップ)をお使いの方に】

最近、下水道管渠や取付管、各個人の「ます」などを、油脂分で閉塞させる事例が多く発生しています。
これらの原因とされる油脂分は、主に飲食店などに設置されている油脂阻集器(グリーストラップ)の維持管理(主には清掃)を怠ったために、油脂分が流れ出してしまい、下水道管渠などで冷やされて固まり、閉塞させているのです。
清掃をしている場合でも、メーカーの清掃周期とは異なった周期で清掃を行っている場合が多いようです。下水道管渠などの閉塞は、特殊な機械を用いて作業するため多くの費用がかかってしまいます。
油脂阻集器(グリーストラップ)を設置している方々は、清掃をこまめに行って、下水道管渠等を閉塞させないようご協力ください。

【ディスポーザの使用について】

ディスポーザ(生ごみ破砕機)とは、台所の生ごみを砕いて、水と一緒に下水道へ流し込む機器のことをいいます。
ディスポーザ単体だけで使用すると、下水管のつまりや悪臭が発生するおそれがあるほか下水処理場への負担が増えるおそれがあります。
本市では、ディスポーザ単体での使用は認めていません。ディスポーザと排水処理装置で構成されるディスポーザ排水処理システムでの使用をお願いします。
なお、設置される際には、事前に下水道課へ届出を行い、維持管理が適切に行われることの確認が必要となりますのでご注意ください。

【除害施設について】

工場や事業所などから出る、悪質下水は、下水道本管、処理施設の損傷防止や機能の保全のために、直接流すことはできません。
工場や事業所などは、除害施設を設置して、悪質排水を一定の排水基準の水質にして流すことが法律で義務づけられています。下水道排出基準以上の排水を流すおそれのある事業者は、事前に市と協議を行い、除害施設を設置してください。

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このページについてのお問合せは

下水道課維持管理係
電話:048-524-1111(代表)内線561・562、048-524-1446(維持管理係直通) ファクス:048-525-8878

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