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竹井澹如(たけいたんじょ)

更新日:2012年12月14日

初代の埼玉県議会議長 1839から1912年

群馬県に生まれ、熊谷宿の本陣竹井家を継ぎ、竹井家の14代当主となりました。また政治に深く関心があり、地方実力者の養成に努め、中央政界の大隈重信、板垣退助、陸奥宗光らとも親交があり、陸奥宗光に働きかけて熊谷県誕生に尽力したことでも有名です。教育面でも渋沢栄一らと協力し、育英事業にも貢献しました。初代の県議会議長となり、産業・土木面でも大きな功績を残しました。また、慶応年間に鎌倉町に別邸として、池亭を設け、昭憲皇太后や大隈重信、徳富蘇峰などの名士が来遊しました。昭和初期、この地を訪れた前大徳牧宗禅師が、「星溪園」と命名しました。昭和25年に熊谷市が譲り受け、昭和29年に市の名勝として指定されました。

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