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令和5年度下水道事業決算の概要

更新日:2024年12月23日

令和5年度下水道事業決算の概要を掲載しました。
どうぞご覧ください。

1 決算の概要

(1)総括事項

令和5年4月1日から、農業集落排水事業に地方公営企業法を全部適用し、公営企業会計に移行しましたので、農業集落排水事業を含めた初年度の決算となります。
令和5年度における総排水量は17,452,707立方メートル(うち公共下水道事業16,605,873立方メートル、農業集落排水事業846,834立方メートル)、総有収水量は11,334,647立方メートル(うち公共下水道事業10,591,465立方メートル、農業集落排水事業743,182立方メートル)、汚水処理水量は13,574,978立方メートル(うち公共下水道事業12,728,144立方メートル、農業集落排水事業846,834立方メートル)となり、有収率は公共下水道事業で83.2パーセント、農業集落排水事業で87.8パーセントとなりました。
また、年度末における水洗化戸数は42,281戸(うち公共下水道事業39,358戸、農業集落排水事業2,923戸)となりました。
なお、有収水量とは使用料水量などの使用料徴収の対象となった水量です。
有収率は有収水量を汚水処理水量で除したもののことをいいます。

(2)建設改良事業

令和5年度においては、下水道未普及対策として、柿沼、大原二丁目、末広四丁目、平戸地内などで汚水管きょ布設工事を、雨水対策として、拾六間地内で雨水函きょ布設工事を実施しました。また、老朽化等、不具合の発生した管きょ施設の機能維持や安全確保のため、JR熊谷駅周辺の合流区域で管きょ更生工事を、柴・千代地区で農業集落排水施設機能改善工事を実施しました。

(3)決算の状況

 

収 入
(千円)

支 出
(千円)

差引額
(千円)

収益的収支 4,181,913 3,641,795 540,118
資本的収支 1,952,228

3,291,980

△1,339,752

収益的収入と収益的支出の差額によって、当年度純損益が求められます。
令和5年度は5億4,011万8千円の当年度純利益を計上しました。
また、資本的収入と資本的支出の差額である資本的収支の不足額は13億3,975万2千円となりました。
この不足額は、過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,180万6千円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額8,979万9千円、引継金5,487万9千円、当年度分損益勘定留保資金9億3,326万8千円及び減債積立金2億5,000万円で補てんしました。
なお、収益的収支は消費税抜きの金額、資本的収支は消費税込みの金額です。

2 収益的収支(下水を処理するための収支の決算)の内訳

令和5年度決算収益的収支です。下の表を画像にしたものなので、表をご参照ください。

収益的収入の内訳(消費税抜き)
  金額(千円) 割合(パーセント)

使用料

1,684,521 40.3
一般会計からの繰入金 1,324,849 31.7
その他の収入 1,172,543 28.0
収益的収入 計 4,181,913 100.0

収益的収入は営業収益と営業外収益及び特別利益で構成されておりますが、その主な収益は、使用料のほか、一般会計からの繰入金や、長期前受金戻入などで構成されています。

収益的支出の内訳(消費税抜き)
 

金額(千円)

割合(パーセント)
施設などの償却費 2,143,736 58.9
施設を維持し下水を処理するための費用等 1,294,210 35.5
借入金の支払利息 203,849 5.6
収益的支出 計 3,641,795 100.0

収益的支出は営業費用、営業外費用及び特別損失で構成されておりますが、その主な費用は施設などの減価償却費や施設を維持し下水を処理するための費用等です。
下水を処理するための費用等には、管きょや処理場、ポンプ場の維持管理や修繕等に係る経費、下水道使用料の賦課徴収に関する経費等が含まれています。
そのほか、借入金等の支払利息等により構成されています。

3 資本的収支(施設を整備・改良するための収支の決算)の内訳

令和5年度決算資本的収支です。下の表を画像にしたものですので、下の表をご参照ください。

資本的収入の内訳(消費税込み)
  金額(千円) 割合(パーセント)
国などからの借入金 1,387,800 71.1
国庫補助金等 411,624 21.1
一般会計からの繰入金 81,175 4.1
工事負担金等 71,629 3.7
資本的収入 計 1,952,228 100.0

資本的収入は企業債と呼ばれる国などからの借入金、国からの補助金、受益者負担金などの工事負担金等で構成されています。
下水道の施設や管路は長期間に渡り使用するため、企業債を借り入れ、その返済を一定期間で行うことで、世代間負担の公平化を図っています。

資本的支出の内訳(消費税込み)

金額(千円)

割合(パント)

管きょの整備、施設の改良などの工事費用 1,982,973 60.2
借入元金の返済 1,309,007 39.8
資本的支出 計 3,291,980 100.0

資本的支出は管きょの整備、施設の改良などの工事費用や借入元金の返済で構成されています。
令和5年度は「1 決算の概要」の「(2) 建設改良事業」に記載したとおり、柿沼、大原二丁目、末広四丁目、平戸地内等の汚水管きょ布設工事等を実施しました。

決算書についてはこちらからご覧ください

抜けているページは、決算書(冊子)では白紙となっているページです。
下水道事業会計決算は55ページから121ページです。

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