熊谷市スマートシティ部高校生版「デジ活」~高校生が本気でスマートシティを考えてみる~
更新日:2026年3月30日
市内高校生向けに、熊谷スマートシティに関する授業を実施しています
熊谷市スマートシティ部高校生版「デジ活」とは
熊谷スマートシティでは、高校生が地域の未来を主体的に考える機会を創出することを目指しています。
令和7年度に実施している本取組では、地元の県立熊谷商業高校の課題研究の授業を活用し、熊谷市スマートシティ部高校生版「デジ活」と題して、スマートシティ事業の背景・課題・技術を学んだうえで、高校生自身の視点による新たな市民サービスやその仕組みの創出を促します。
若い世代が地域の課題やデジタル技術への理解を深め、自ら解決策を提案する経験を通じて、将来を担う地域人材育成と市民参画型のスマートシティ推進を図ります。


全体概要、資料等について
「デジ活」の授業は、商業高校の課題研究の授業と連携し、「熊谷スマートシティの現在の特徴や目指す方向性に関する授業」・「学生同士の意見交換」・「発表会」の三段階で実施しています。
まず、市役所担当者がスマートシティの全体像や現在の取組を説明、高校生が市役所の提供した資料や、他都市の事例等についての参考Webページを参照しつつグループワークを行い、市役所への質問送付などを経て知識を深める形としています。
最終回では、各グループが「熊谷スマートシティへの提案」の発表会を行い、市役所担当者が講評する形で、実現性や独自性を評価しました。
各テーマの授業で使用した資料について
【1】気象データ・シミュレーションの活用とGISの重ね合わせ(PDF:2,884KB)
【2】AI音声の活用とゲームで拓くまちづくり(AI音声)(PDF:1,984KB)
【2】AI音声の活用とゲームで拓くまちづくり(ゲーム)(PDF:3,939KB)
【3】まちづくりと交通・自動運転の可能性(PDF:16,487KB)
【4】AI画像・シーンスケッチコンテスト(PDF:7,834KB)
【5】デジタル地域通貨の可能性 -クマポ-(PDF:1,876KB)
【6】ロボットとあなたが創る、明日の風景(PDF:11,271KB)
【7】AIオンデマンド交通のシステムと持続可能な交通(PDF:2,627KB)
これまでの授業に関する質問回答
成果発表会について
令和8年1月22日には、生徒たちによる成果発表会が行われました。
4つの班に分かれて、それぞれが作成したパワーポイント資料を基にプレゼンテーションを行いました。
1班 テーマ「熊谷スマートシティについて」


【発表概要】
- 交通分野の課題となる運転手の減少について、課題や原因の整理、解決策などをとりまとめました
- 気象データ・シミュレーションとGISの重ね合わせについて課題を整理し、使われる技術や効果を整理しました
- まちづくりと交通・自動運転の可能性について、課題を整理し、使われる技術や効果を整理しました
【政策調査課から】
交通、気象データ活用、AI、クマぶらなど、今回の学習期間で学んだことを網羅的に取り上げていただき、総合的に復習された発表内容でした。
取組それぞれの効果や課題、そして使われている技術などについてまとめていただき、スマートシティの幅広い分野に熊谷市が取り組んでいることが伝わりうれしく思います!
興味のある分野は皆さんそれぞれ違うと思いますが、今回学ばれたことを、これからの生活にぜひいかしていただければと思います。
2班 テーマ「AI彼氏が欲しい」


【発表概要】
- AIを搭載した実体のあるロボットで恋人のように会話したり、一緒に過ごしたりできる存在を「AI彼氏」と名付け、実際の生活サポートをしていただく具体案を提案しました。
- こんな機能や特徴であってほしいと、具体的にイメージを膨らませました。
- 便利な点だけでなく、課題となりそうな部分も複数検討し、資料にまとめました。
- 画像生成AIも活用して、実際の「AI彼氏」イメージを作成しました。
【政策調査課から】
ユニークなテーマ設定で、とても楽しく聞くことができました。
また、AIが語り相手、孤独を紛らわす相手という形でも活用されている今の社会に即した提案であると感じました。
そして、便利さや快適さを強調するだけでなく、AIを活用する上で課題になりそうな部分も複数提案しているところも、考察が深かったと感じます。
デジタルネイティブな皆さんには、これからもAIを上手に活用していただいて、生活を豊かにしていただければと思います。
3班 テーマ「ロボット・AIを活用した熊谷市のスマートシティ化に対する取り組み」


【発表概要】
- スマートシティとは、どんなことを取り組んでいるか、取組にはどんな効果があり役に立つかについて、豊富なスライドで丁寧にまとめました。
- クマぶらがスマートシティの入口として活用されていることが、よく整理できていました。
- 公民連携の重要性に着目し、シーンスケッチコンテストやコミュニティラボなどの市の取組にも興味をもって取り上げました。
- 乗合型オンデマンド交通やグリーンスローモビリティなど最新の取組にも興味を持っていただき、必要性を整理しました。
【政策調査課から】
情報量の多かった学習内容の全体像を、しっかりと整理し丁寧なスライドにまとめていただきました。
熊谷スマートシティの本質をしっかり理解していると感じたのはデジタルの要素と併せて、コミュニティラボやシーンスケッチといった、人を巻き込む公民連携が重要であることをしっかり認識していた点です。
市役所の説明がしっかりと伝わっていてとてもうれしく思います。これからは、今回学んだことに参加したり、利用したりしていただき、周りのかたにもスマートシティについて伝えられる人になっていただけるとありがたいです。
4班 テーマ「熊谷市のまちづくりと交通」


【発表概要】
- 市の交通施策の取組に着目し、背景にある課題もしっかりと把握した上で、資料にまとめました。
- 今回学んだ自動運転に関する知識や、メリット・デメリット、導入した場合の効果についてもよくまとめました。
- そして、市が導入した乗合型オンデマンド交通について、導入の背景や導入効果等について詳細にまとめていただき、初めて知るかたにも内容が伝わる説明をしていました。
【政策調査課から】
交通政策に着目し、「まちなか交通ビジョン」といった、市にとって今新鮮な題材を取り上げていただきました。
今回学んだ自動運転技術等のメリットやデメリットの両面を良くまとめていて、今後普及が進むであろう技術革新を前にして、とても頼もしく感じました。
熊谷市にとっても、社会インフラの側面が強い交通政策はとても重要で、人口が減っていく中でも水準を維持していく必要性が高いですので、これからもぜひ興味を持っていただきたいと思います。
また、新たなサービスである「乗合型オンデマンド交通」にも着目していただきましたので、ぜひ皆さんにも実際にサービスを活用していただき、PRにも一役買っていただきたいと思います。
全体をとおして
今回の熊谷スマートシティについての学習は、長期間にわたり、内容が多かったと思いますが、高校生の皆さんがしっかりと内容を理解していただいた上で、それぞれ自分が興味を持った話題についてしっかりと整理できていたと感じます。
難しい用語やテーマも多かったと思いますが、一人ひとり内容をかみ砕いて、熊谷市の取組や方向性を理解していただく場となったことは、市役所としても大変やりがいがありました。
これからも市役所はチャレンジを続けて、若い世代の皆さんにしっかりと伝える工夫もしていきます。
コミュニティラボのように、WEB上で誰でも気軽に集まれて語り合える場も用意しているので、若い皆さんにもぜひ参加していただき、一緒に熊谷の未来を考えていきましょう!
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ