地方税共通納税について
更新日:2020年11月16日
地方税共通納税システムとは
共通納税とは、マルチペイメントネットワークの仕組みを利用して、自宅やオフィスから、地方税の納税手続きを電子的に行うことです。共通納税は、全ての地方公共団体へ一括して電子納税することができます。
共通納税システムではeLTAX(エルタックス)対応ソフトウェアであるPCdesk(ピーシーデスク)等を用いて、電子申告から電子納税まで一連の手順で行うことができます。
詳しくは、eLTAXホームページ(外部サイト)をご確認ください。
地方税共通納税システムのメリット
- 全ての都道府県、市区町村を対象として、複数の地方公共団体へ一括して電子的に納税することができ、納税事務の負担が軽減されます。
- ダイレクト納付(事前に登録した金融機関口座を指定して、直接税金を納付する方法)ができます。
- 地方公共団体の指定する金融機関以外の金融機関からも納税できます。
納税できる税金の種類
法人市民税、市民税・県民税(給与からの特別徴収分、退職所得分)
電子納税の方法
- 情報リンク方式
地方税共通納税システムの画面に表示された「支払い可能な金融機関」を選択すると、当該金融機関のインターネットバンキングの画面が表示され、支払いが可能になる方式です。
- ダイレクト方式
事前に引き落とす金融機関口座を登録して、地方税共通納税システムにより直接税金を納付する方式です。インターネットバンキングの契約が不要で、代理人に依頼して納税することもできます。また、納付期日を指定することもできます。
- オンライン方式
地方税共通納税システムで発行した納付に関する情報を金融機関のATMやインターネットバンキングに直接入力して納付する方式です。
共通納税の手数料
共通納税において、利用者がeLTAXからダイレクト納付やインターネットバンキングやATM等から納税手続きを行うと、金融機関が利用者の方の預貯金を地方税に振り替えることになりますが、振替のための手数料は必要ありません。
ただし、インターネットバンキングやATM等の利用に当たり、手数料が必要となる場合もあるため、あらかじめ利用する金融機関にご確認ください。(ダイレクト納付の利用においては、これらの手数料も必要ありません。)
地方税共通納税システムの流れについて
各種手続きの詳細なマニュアルやPCdeskのダウンロードは、以下のページから行えます。eLTAXホームページ各種ドキュメント(外部サイト)
事前の準備
- 初めて地方税共通納税システムを利用される場合はeLTAXの利用届出を行い、利用者IDを取得します。(既に利用者IDをお持ちの方は、電子納税を行うために、あらためて取得する必要はありません。)
- PCdesk(ピーシーデスク)等のeLTAX対応ソフトウェアを用意します。
- ご利用される金融機関で電子納税を利用するための口座を用意します。(ダイレクト方式での納税を行う場合は、ご利用される金融機関に地方税ダイレクト納付口座振替依頼書郵送し審査を受ける必要があります。)
電子申告を行う
電子納税を行うためには、事前に電子申告を行っていただく必要があります。ただし、次の場合については、電子申告の必要はありません。
- 市民税・県民税(特別徴収分)(給与特徴で税額通知が電子的に送付されていない場合)
- 法人市民税(みなし・見込納付分、更正・決定分)
電子納税を行う
PCdesk等のeLTAX対応ソフトウェアを利用して、納付情報の発行依頼を行います。
地方税共通納税システムから発行された納付情報を受け取り、内容を確認して納付します。
ご利用にあたっての注意点
地方税共通納税システムを利用して電子納税された場合領収証書は発行されません。領収証書が必要な場合は従来どおり、納付書により金融機関で納付手続きを行ってください。
利用できる金融機関
共通納税を利用できる金融機関は、eLTAXホームページ共通納税対応金融機関(外部サイト)をご確認ください。また、インターネットバンキング等の契約については、各金融機関等にお問合せください。
