避難所における新型コロナウイルス感染症への対応について
更新日:2020年6月5日
避難所における新型コロナウイルス感染症への対応として、3つの密(密閉・密集・密接)をできる限り避けるため、市民の皆さまにおかれましても、以下の対策へのご協力をお願いします。
「避難の必要があるか」を確認する
「避難」とは「難」を「避」けることです。安全な場所にいる人は、避難場所に行く必要はありません。
お住まいの場所が、災害時に避難の必要があるのか、「熊谷市防災ハザードマップ」で事前に確認しておきましょう。
【水害】
自分の住んでいる場所が、浸水想定区域や土砂災害警戒区域に該当するか確認しましょう。該当しない場合は、無理に避難所へ避難するのではなく、自宅内の安全な場所での避難(在宅避難)の検討をお願いします。
【地震】
大地震発生時も、自宅で安全の確保が可能であれば、在宅避難をしていただく方が感染拡大の防止につながります。
自宅での「垂直避難」、「親戚・知人宅等への避難」を検討する
避難先は、小中学校・公民館だけではありません。自宅等の2階以上への「垂直避難」、安全な地域の「親戚・知人宅への避難」等も、自分の身を守る有効な手段です。避難所が過密状態になる可能性もあるため、市の避難所だけでなく、様々な避難先についてもご検討ください。
【参考】内閣府「避難行動判定フロー」
内閣府「避難行動判定フロー」PDF
「避難」や「感染症対策」に必要なものを準備する
市の備蓄品には無いものや、数に限りもあることから、必要なものはできるだけ各自でご準備のうえ、避難の際には持参していただきますようご協力をお願いします。
避難所にもっていくもの(主なもの)
- マスク
- アルコール消毒液(ウェットティッシュ等)
- 体温計
- 毛布
- 食料
- 常備薬
- そのほか必要な日用品等
※避難所にも一定数の備蓄はありますが、「避難者全員分の確保」は困難なため、ご協力をお願いいたします。
マスクの着用
感染症拡大防止のため、避難所内ではできる限り「マスクの着用」をお願いします。
手洗い、せきエチケット等の徹底
避難所へ避難された場合、断水等の影響がない時はこまめに手洗いするとともに、せきエチケット等の感染症対策の徹底をお願いします。
また、手を拭くときは、個人のタオルやハンカチをお使いください。
十分な換気の実施やスペースの確保
避難所内は十分な換気に努めるとともに、避難者同士がスペースを確保できるように努めます。
発熱、せきなどの症状が出た方のための専用スペースの確保
発熱、せきなどの症状が出た方のための専用スペースを確保し、可能な限り個室とし、一般の避難者とはゾーンや動線を分けますのでご協力ください。
また、発熱、せきなどの症状がある方は、必ず避難所を運営する職員や運営にご協力いただいている方に申し出てください。
関連リンク
厚生労働省ホームページ「災害時における避難所での感染症対策」(外部サイト)
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