新型コロナウイルス感染症への備えと罹患後の対応
更新日:2023年5月8日
コロナ感染に備えた備蓄をしましょう
お薬などについて
すぐに病院を受診することが難しい状況になった場合に備え、用意しておきましょう。
用意しておくとよいもの
・発熱やのどの痛みなどに備え、解熱鎮痛剤・鎮咳薬・総合感冒薬・胃薬などの市販薬
・常用している薬
(お薬を内服する際は、用法、用量を守りましょう。)
・氷のう・冷却シート・冷却まくらなど
・マスク・体温計など自宅療養に必要なもの
・新型コロナ抗原検査キット
検査キットには医療用と研究用があります。国が承認する医療用のものをご用意ください。
詳しくは下記リンク先でご確認ください。
【市ホームページ】新型コロナウイルス感染症流行下における薬局での 医療用抗原検査キットの取扱いについて
ご自身で行った自己検査により、陽性が確認された場合は、下記の埼玉県ホームページをご確認ください。
【埼玉県ホームページ】新型コロナ関連の症状でお困りの方へ(外部サイト)
食料品・日用品・衛生用品について
食料について
家庭での食料品等の備蓄方法は「ローリングストック(注釈)」がおすすめです。
(注釈)ローリングストック:普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、
消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。
食料品の備蓄例
・食べやすいもの
おかゆ・うどん・ゼリーなど
・調理不要なもの
レトルト食品・冷凍食品・缶詰(肉、魚など)など
・主食になるもの
お米・乾麺類など
・脱水予防のための飲料水
スポーツドリンク・経口補水液・お茶・ミネラルウォーター・野菜ジュースなど
・常温保存が可能で日持ちのするもの
果物缶詰またはドライフルーツ・日持ちする野菜類(じゃがいも・玉ねぎなど)・カップ麺類など
・備蓄の目安
備蓄の目安は、家族の人数×最低3日分になります。(できれば1週間分の備蓄をお願いします。)
日用品・衛生用品について
新型コロナウイルス等の感染症に感染し、自宅療養となった場合などに困らないよう、無くなると困る日用品、消毒液など、もしもの場合に備え準備をしておきましょう。
日用品・衛生用品の備蓄例
消毒用エタノール、使い捨てのゴム手袋・食器、ごみ袋、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、生理用品、
おむつ、洗剤、せっけんなど
新型コロナウイルスへの感染が心配なかたへ
受診先の確認・受診を迷う時
《埼玉県コロナ総合相談センター》
TEL:0570-783-770
(聴覚障がいのかた向け FAX番号050-8887-9553)
受付時間:24時間年中無休
(ファックスによるご相談の場合、回答までお時間をいただく場合があります。)
発熱などで医療機関の受診を希望されるかたへ
埼玉県では、新型コロナウイルス感染症など発熱等の症状があるかたの診療を行い、必要な検査を行う医療機関
(関連する医療機関等で検査を行う場合も含む)を「埼玉県指定 診療・検査医療機関」として指定、公表しています。
下記の埼玉県ホームページより診療・検査医療機関をお探しください。
【埼玉県ホームページ】埼玉県指定 診療・検査医療機関検索システムについて(外部サイト)
新型コロナウイルス感染症にかかったら・・・
令和5年5月8日以降、新型コロナ患者は、法律に基づく外出自粛は求められません。外出を控えるかどうかは、
個人の判断に委ねられます。その際、以下の情報を参考にしてください。
周囲のかたや事業者におかれても、個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。
また、感染が大きく拡大している場合には、一時的により強いお願いを行うことがあります。
外出を控えることが推奨される期間
特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことから、
発症日を0日(注釈)として5日間は外出を控えましょう。
また、5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり、たんやのどの痛みなどの症状が軽快して
24時間程度が経過するまでは、外出を控え様子を見ることが推奨されます。
症状が重い場合は、医師に相談しましょう。
(注釈)無症状の場合は検体採取日を0日目とします。
【注意】
外出を控えることが推奨される期間にやむを得ず外出する場合でも、症状がないことを確認し、マスク着用等をしてください。
自宅療養中のかたで、体調が悪化した場合
体調悪化の際には24時間つながる埼玉県新型コロナ陽性者相談窓口(0570-089-081)にご相談ください。
(聴覚障がいのかた向け FAX番号 048-643-7107(自宅療養者支援センター、24時間))
周りのかたへの配慮
10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用したり、高齢者等ハイリスク者と接触は控えるなど、周りのかたへうつさないよう配慮しましょう。
発症後10日を過ぎても咳やくしゃみ等の症状が続いている場合は、マスクの着用など咳エチケットを心がけましょう。
濃厚接触者について
令和5年5月8日以降は、5類感染症に移行することから、一般に保健所から新型コロナ患者の「濃厚接触者」として特定されることはありません。
また、「濃厚接触者」として法律に基づく外出自粛は求められません。
新型コロナウイルス感染症に関する「療養証明書」の発行について
9月26日以降、療養証明書の発行は発生届出の対象者のみとなります。発生届出の対象外となったかた(陽性登録者を含む)には療養証明書は発行しません。
療養証明書に関することは、埼玉県ホームページをご覧ください。
【埼玉県ホームページ】新型コロナウイルス感染症に関する「療養証明書」の発行(外部サイト)
療養証明書の発行をご希望のかたは、下記までお問合せください。
お問合せ先:埼玉県庁新型コロナ療養証明書窓口
電話:0570-033-005
受付時間:9時~21時(土日祝日を含む)
家族が新型コロナウイルス感染症にかかったら・・・
ご家族や同居されているかたが新型コロナウイルス感染症にかかったら、可能であれば部屋を分け、感染されたご家族のお世話はできるだけ限られたかたで行うことなどに注意してください。
その上で、外出する場合は、新型コロナにかかったかたの発症日を0日として、特に5日間はご自身の体調にご注意ください。7日目までは発症する可能性があります。こうした間は、手洗い等の手指衛生や換気等の基本的な感染対策のほか、不織布マスクの着用や高齢者等ハイリスク者と接触を控える等の配慮をしましょう。
家庭内感染を防ぐために
家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合、家庭内で感染を広げないために以下のポイントに注意してください。
1. 感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分けましょう
- 個室にしましょう。食事や寝る時も別室にしてください。
小さい子どもがいる、部屋数が少ないなど、部屋を分けられない場合は、感染者から少なくとも2メートル以上の距離を保つことやカーテンなどを設置することを勧めます。
- 本人は極力部屋から出ないようにしましょう。人との接触を減らすことが大切です。
トイレ、バスルームなどの共有スペースの利用は最小限にし、換気を十分に行いましょう。
2. 感染者の世話をする人は、できるだけ限られた人(1人が望ましい)で行いましょう
心臓、肺、腎臓に持病のある人、糖尿病の人、免疫の低下した人、妊婦などが感染者の世話をするのは可能な限り避けてください。
3. できるだけ全員がマスクを使用しましょう
- 使用したマスクは他の部屋に持ち出さないでください。
- マスクの表面には触れないようにしてください。
- マスクを外した後は必ずせっけんで手を洗ってください。
4. 小まめにうがい・手洗いをしましょう
小まめにせっけんで手を洗い、アルコール消毒をしてください。ウイルスの付いた手で目や鼻、口などを触らないでください。
5. できるだけ換気をしましょう
定期的に換気してください。共有スペースや他の部屋も換気しましょう。
6. ドアの取っ手、ノブなどの手で触れる共有部分を消毒しましょう
- 共有部分は、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう。
- トイレや洗面所は、通常の家庭用洗剤で清掃し、家庭用消毒剤で小まめに消毒してください。
- 洗浄前のものは共有しないようにしましょう。
7. 汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう
体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う際は、手袋とマスクを着け、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かしてください。
8. ごみは密閉して捨てましょう
鼻をかんだティッシュなどはすぐにビニール袋に入れ、室外に出すときは袋を二重にし、密閉して捨ててください。
詳細については、下記の厚生労働省ホームページをご確認ください。
【厚生労働省ホームページ】新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)(外部サイト)
