第12回特選・入選作品
更新日:2023年12月1日
「写真俳句」とは、熊谷市出身の作家・故 森村誠一氏が提唱した、写真と俳句・川柳などを組み合わせた新しい表現手法です。2012年から始まったこのコンテストも今年で12回目となりました。
応募は、6歳から90歳、北海道から九州と幅広い年齢と地域から1,863作品が寄せられ、特選5作品、入選20作品(うち熊谷賞2作品)が決定しました。
受賞された皆様、おめでとうございます。
入賞作品展示・表彰式
入賞作品展示
会場:熊谷市立文化センター1階市民ギャラリー(熊谷市桜木町2-33-2)JR熊谷駅南口から徒歩4分
日程:令和5年12月6日(水曜日)から12月17日(日曜日)9時から17時まで(最終日は14時まで)
休館日:12月11日(月曜日)
表彰式
会場:熊谷市立文化センター4階第一講座室
日時:令和5年12月17日(日曜日)14時
特選作品
特選作品の講評は、写真俳句連絡協議会よりいただいています。
一般の部
講評:写真と俳句が完璧に調和し、風の見えざる動きを稲の波が表現している。空と稲のコントラストが作品に深みを与え、自然の美しさを際立たせる。
講評:俳句は青春の不確かさと探求心を巧みに表現。「進路とか」という現代的な言い回しで新鮮な驚きを与える。若者の視点が感じられる独創的な作品。
講評:温もりとノスタルジアを誘う一句。干し柿という日常の小さな情景が帰りを待つ家族の象徴となり、二番線が帰省の切なさを際立たせ、都会と故郷の間の微妙な情感を鮮やかに描く。
講評:春の到来とともに変わる親子の関係性を見事に捉えた一句。過ぎゆく時と成長の歓びが息子の後ろ姿に託され、季節の移ろいと共に進む家族の歩みが心に響く。
ジュニアの部
講評:夏の宿題の緊迫感をつくつくほうしの声が一層強調する一句。蝉の鳴き声を背景にした少年の日常は、写真と共に生き生きとしており、夏の一コマを色濃く残している。
入選受賞作品
一般の部
〈熊谷賞〉
ジュニアの部
〈熊谷賞〉
