手作り味噌教室
更新日:2025年2月10日
「手作り味噌教室」が令和7年2月4日(火曜日)から7日(金曜日)までの4日間、農業活性化センタ-「アグリメイト」で開催されました。妻沼地区在住の農家のかたを講師にお迎えし、講師のかたが栽培した熊谷産の大豆と米(キヌヒカリ)を使い、味噌作りを学習しました。
1日目
午前は開校式を行い米を計り、午後から洗米し、水に浸しました。
米を7.5キログラムずつ計量します。
米を機械を使って洗います。
米を水に一晩漬けておきます。
2日目
午前は米をザルにあげて水切りし、午後からせいろで蒸し、蒸し上がった米に麹菌を混ぜて発酵機に入れました。蒸した米は炊き立てご飯の香りがしますが、通常の炊飯とは異なり、水分が少なく手でほぐすとパラパラしています。
米をざるにあげて水を切ります。
せいろに蒸し布を敷き米を入れます。
ガス蒸し器で蒸します。
冷ました米に麹菌を混ぜ擦り込みます。
米を発酵機へ詰めます。
3日目
午前と午後に切り返しを行いました。切り返しとは、発酵機に入れて固まった米をほぐして温度や水分を均一にし麹菌に酸素を送り込んでいく作業です。あわせて、大豆を計量、水洗い、水に浸す作業をしました。
切り返し
発酵機の底まで、すべてほぐします。
大豆の計量から浸漬
大豆を7.5キログラムずつ計量します。
大豆を洗います。
洗って袋に入れます。
大きい水槽で一晩浸漬します。
4日目
水を吸った大豆を水槽から上げて水切りをした後、蒸します。発酵機では麹ができあがり、ふわふわと「花が咲いて」います。蒸し上がった大豆を台に広げて冷ました後、麹と塩を混ぜます。混ぜたものをミンチ機にかけて、これを団子状に丸め、容器にたたきつけるように投げ入れ、カビを防ぐため隙間のないように詰めました。
一晩水を吸って膨らんだ大豆
大きな圧力釜
大豆を冷まします。
大豆に完成した麹と塩を入れ、よく混ぜます。
ミンチ機に材料を入れ、団子状に丸めます。
味噌玉を樽に隙間のないように詰めます。
重石をのせて、蓋をかぶせ終了です。
★今回の教室はここで終了です。作っていただいた味噌は、熟成室でゆっくり寝かせて約10か月後に参加者の皆さんへお渡しします。楽しみに待っていてください。
★「熊谷産の材料を使っていて良いと思います。」「麹作りから行う基本を学べて有意義でした。」「これからも参加したいです。」などの感想をいただきました。
