手作り味噌教室
更新日:2024年2月15日
市民料理教室「手作り味噌教室」が令和6年2月7日(水曜日)から9日(金曜日)までの3日間、農業活性化センタ-「アグリメイト」で行われました。妻沼地区在住の農家のかたを講師にお迎えし、講師の先生が栽培した熊谷産の大豆と米(キヌヒカリ)を使い、味噌作りを学習しました。
2月6日から4日間で実施する予定でしたが、2月5日の降雪のため1日目の作業は講師と事務局で行い、工程の2日目から参加者の皆さんに受講していただきました。
1日目
1日目は、米を計って洗米し、米を水に浸しました。
お米を7.5kgずつ計量します
米を機械を使って洗います
米を水に一晩漬けておきます
2日目
2日目は、午前中に米をザルにあげて水切りした後、せいろで蒸し、蒸し上がった米に麹菌を混ぜて発酵機に入れました。蒸した米は炊き立てご飯の香りがしますが、通常の炊飯とは異なり、水分が少なく手でほぐすとパラパラしています。
米をざるにあげて水を切ります
せいろに蒸し布を敷き米をいれます
ガス蒸し器にせいろをセットし、蒸します
蒸したお米を冷まし、麹菌を混ぜて、米に擦り込みます
米を発酵機へ詰めます
3日目
午前と午後に切り返しを行いました。切り返しとは、発酵機に入れて固まった米をほぐして温度や水分を均一にし麹菌に酸素を送り込んでいく作業です。あわせて、大豆の計量、水洗い、水に浸しておきました。
切り返し
麹のついたコメは塊となっています
発酵機の底からすべてほぐします
大豆の計量から浸水
大豆を計量します
機械で洗って、袋に入れます
大きい水槽に袋ごと大豆を投入し一晩浸漬します
4日目
水を吸った大豆を水槽から上げて水切りをした後、蒸します。発酵機では麹ができあがり、ふわふわと「花が咲いて」います。蒸し上がった大豆を台に広げて冷ました後、麹と塩を混ぜます。混ぜたものをミンチ機にかけて、これを団子状に丸め、容器にたたきつけるように投げ入れ、カビを防ぐため隙間のないように詰めていきます。
一晩水を吸って膨らんだ大豆
発酵機で麹が完成しました
大豆を蒸す圧力釜を準備します
冷ました大豆に麹と塩を入れ、よく混ぜます
ミンチ機に材料を入れ、味噌を団子状に丸めます
丸めた味噌玉を樽にたたきつけるように投入し、隙間のないように詰めます
今回の教室はここで終了です。作っていただいた味噌は、熟成室でゆっくり寝かせて約10か月後に参加者の皆さんにお渡しします。
おいしくできあがりますように