農薬は適正に使用しましょう
更新日:2020年4月1日
埼玉県では従来から農薬を使用する機会が増える5月から8月までを「農薬危害防止運動」実施期間としています。使用に際しては以下の点にご留意ください。
〇状況に応じた適切な防除を
病害虫や被害発生の早期発見に努め、発生状況に応じた適切な防除を行いましょう。
また、病害虫の発生や被害を確認せず、定期的に農薬を散布することはやめましょう。
〇農薬を使用しない防除方法を
害虫を捕殺する、被害を受けた枝や葉を切り取る、虫が寄り付かないように網をかけるなど、農薬を使わなくてもできる防除を優先して行いましょう。
〇やむを得ず農薬を使用するときは
農薬のラベルや袋に表示されている使用基準や使用上の注意事項を必ず確認してから使いましょう。
また、誤飲などの事故を防止するため、飲食物の容器(ペットボトル等)を用いたり、小分けは絶対に行わず、保管場所にはかぎをかけて安全に管理しましょう。
〇散布には最大限の配慮と細心の注意を
農薬の散布区域は最小限の範囲に留めましょう。
また、無風か風の弱い時、早朝に行うなど、天候や時間帯を選んで行いましょう。
〇事前に十分な周知を
農薬を散布するときは、看板等により、散布日時や使用する農薬などを、あらかじめ、周囲に住んでいる方や近くを通行する人に周知しましょう。
また、近隣に学校や通学路がある場合は、学校や保護者にも周知するとともに、散布中や散布後も看板やコーンを設置して、散布区域に関係者以外の人が立ち入らないようにしましょう。
〇廃棄するときは
農薬を廃棄するときは、専門業者に処理を委託するなど、各自が責任を持って処分してください。