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都市建設常任委員会(栃木県宇都宮市 ネットワーク型コンパクトシティ(立地適正化計画を含む)について、地域資源を活用したまちづくり(大谷地域)について)

更新日:2020年3月23日

都市建設常任委員会では2月17日、行政視察を行いました。
参加者
委員長 腰塚菜穂子 副委員長 山下一男
委員 福田勝美、富岡信吾、須永宣延、関口弥生、権田清志

2月17日(午前) 栃木県宇都宮市

「ネットワーク型コンパクトシティ(立地適正化計画を含む)について」
宇都宮市では、少子高齢化や公共施設の老朽化、中心市街地の活力低下等、今後予測される様々な社会問題に効果的、l効率的に対応し、かつ、将来にわたって持続的に発展できるよう、ネットワーク型コンパクトシティを将来都市像に掲げました。そして、平成27年2月に「ネットワーク型コンパクトシティ形成ビジョン」を策定し、その具現化のために市内に複数の拠点地域を設定し、「立地適正化計画」の段階的な策定や、「市街化調整区域の整備及び保全の方針」、また、各種財政支援等に基づき、拠点内に医療、福祉、商業棟の都市機能の誘導、集積を図るとともに、市民の多様な暮らし方の選択に応じて緩やかに居住を誘導する取り組みを進めるほか、公共交通による各拠点間の連結や各地域内交通の充実を図るなど、長期的なまちづくりの取り組みを一体的に進めているとのことでした。

2月17日(午後) 栃木県宇都宮市

「地域資源を活用したまちづくり(大谷地域)について」
宇都宮市大谷地域は、大谷石による観光スポットが点在し、最盛期には観光入込客数が年間100万人を超えていましたが、輸入建材の台頭等による大谷石需要の減少や、平成元年に大谷石採取場跡地で発生した大規模な陥没事故の影響等もあり、観光客数は徐々に減少していました。そこで、大谷石採取場跡地を貴重な地域資源を捉え、利活用方策について平成24年から産学官で検討を開始。地底湖クルージングや冷熱エネルギーを活用した夏イチゴの栽培等の事業に取り組み、平成25年以降、観光客数は再び増加傾向に転じたとのことでした。
市は、大谷地域を観光・交流拠点と位置づけたうえで、さらなる賑わい創出と地域活性化を図るため、平成30年3月に「大谷地域振興方針」を策定。地域の特異な景観や大谷石採取場跡地、大谷石建築等の魅力ある地域資源を有効活用した観光や新たな産業による地域振興の取り組みを進めるとともに、「観る」、「食べる」、「遊ぶ」、「泊まる」といった観光の基軸となる機能を充実させるため、観光施設にかかる開発許可基準を緩和することで、施設の立地・誘導による地域活性化の支援を行っているとのことでした。

視察会場の写真

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