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虫歯ではないはずなのに歯が痛むっ!…それは?

更新日:2026年10月1日

 歯が痛いと思って慌てて受診したら虫歯ではなさそうだと言われた、そんな経験はありませんか。
 歯が欠けたり折れたりする破折(はせつ)は意外に多いです。歯を失う原因は、1位歯周病、2位虫歯、3位がこの破折とされています。

 さて、原因は何でしょうか。

 歯に大きな力がかかる歯ぎしりや咬(か)みしめをしていませんか?歯ぎしりはときに、体重と同じくらいの力がかかるとされています。歯ぎしりは眠りの浅い時に起こりやすいため、眠りの質を高めるように心掛けてみましょう。夜間の過度な力から歯を守るマウスピースの装着も、近年浸透してきています。
 また、日中の無意識のうちの咬みしめにも注意してください。上下の歯は食べたり飲み込んだりする時以外は離れているものです。ふと、上下の歯の接触に気付いたら深呼吸するとよいでしょう。これを繰り返すことにより、咬みしめを減らすことができます。
 よく咬むことは大切とされていますが、決して「強く咬むこと」を推奨しているものではありません。実は、食事の時はそれほど強い力は必要ないのです。
正しい咬みかたは
  1.姿勢を正して
  2.両方の奥歯で
  3.30回咬む
といわれています。
 歯が痛いとすぐ虫歯と結び付けがちですが、咬み合わせや習慣的なよくない癖、そしてこのように知らないうちに起こる破折など、むしろ虫歯以外が原因となっていることが増えてきていると感じています。
 不思議だなと思ったら気兼ねなく相談にのってくれる、かかりつけ歯科医を身近に持つことはとても大切です。
熊谷市歯科医師会 小林 慶子(こばやし けいこ)

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