カーボンオフセット・マッチング事業
更新日:2024年3月29日
「日本山村硝子株式会社」様と熊谷市役所の間でカーボンオフセット・マッチングが成立しました。
埼玉県では、目標設定型排出量取引制度において削減目標を上回って温室効果ガスを削減した事業所に対し、超過削減量(クレジット)を発行しています。このクレジットの活用の場を広げ温室効果ガスの更なる排出削減を促進するため、県では制度対象外事業者にもクレジットを活用してもらうためのマッチングを進めています。
今回、昨年度に引き続き「日本山村硝子株式会社」様と熊谷市役所との間で2回目のカーボンオフセット・マッチングが成立しました。
カーボンオフセットとは
カーボンオフセットは、私たちの活動により排出される二酸化炭素などの温室効果ガスの排出をまずできるだけ減らすように努力をした上で、それでも排出してしまう温室効果ガスの排出量を、他の場所での削減・吸収活動(削減・吸収量)により埋め合わせようという考え方です。
他の場所での活動により削減・吸収された温室効果ガスは、一定のルールに基づき定量化することで『クレジット』と呼ばれるものに変えることができ、取引が可能となります。カーボンオフセットをする際にはこのクレジットを利用して無効化をすることで埋め合わせをします。
カーボンオフセットをすることで、事業や商品を、実質的にCO2を排出していないものや、排出量が少ないものとして取り扱うことができます。