平成30年2月 スポーツ・観光特別委員会(茨城県水戸市 まちなか・スポーツ・にぎわい広場について、宮城県仙台市 一般社団法人宮城インバウンドDMOの取り組みについて)
更新日:2018年5月9日
スポーツ・観光特別委員会では2月26日、27日の2日間、行政視察を行いました。
参加者
委員長
栗原健昇
副委員長
野澤久夫
委員
千葉義浩、小島正泰、守屋 淳、小林一貫、富岡信吾、松本富男、新井正夫
2月26日 茨城県水戸市
茨城県水戸市では、水戸市を本拠地とするプロバスケットボールチーム、茨城ロボッツが手がける「まちなか・スポーツ・にぎわい広場(M―SPO)」について視察を行いました。
商店街の中心にあったデパートが撤退してから約20年間、空き地になっていた水戸市の中心部に茨城ロボッツが中心となり水戸出身の有力者、水戸市と連携しアリーナやスタジオ、ショップ、カフェなどを整備したとのことでした。アリーナは、選手がバスケットボールの練習をするだけでなく、雨天時に保育園の運動会を開催するなど、地域の方からも身近な施設としてにぎわっているとのことでした。水戸出身の企業経営者が、以前に比べにぎわいがなくなった地元をどうにか盛り上げたいとの思いから、「水戸ど真ん中再生プロジェクト」を立ち上げたことが、M―SPOを整備するきっかけとなったとのことでした。プロジェクトには、地元の方や出身者だけでなく、多種多様な企業も参画し、地方創生のモデルとなれるよう活動しているとの説明を受けました。
M-SPOアリーナ
敷地内にあるカフェE-MEAT
いばらきスポーツタウン・マネジメント 川崎代表取締役社長
2月27日 宮城県仙台市
宮城県仙台市では、「一般社団法人宮城インバウンドDMOの取り組み」について視察を行いました。同法人は、宮城県南部の4市9町のパイプ役となり、南宮城という地域を提案し、地域のブランド化に尽力しているとのことでした。当初は、地域のインバウンドへの意識が薄く、行政との連携、合意形成等で苦労したとのことですが、今では、法人が所在している丸森町では、毎日のように外国人観光客が訪れているとの説明を受けました。
宮城インバウンドDMO 齊藤代表理事、アロナ理事、土成事業局長補佐(左から)
