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平成29年8月 総務文教常任委員会(山形県山形市 日本版DMOについて、宮城県名取市 観光を軸としたシティセールスについて)

更新日:2017年9月4日

総務文教常任委員会では7月25日、26日の2日間、行政視察を行いました。
参加者
委員長 権田清志 副委員長 腰塚菜穂子
委員 林幸子、小林一貫、松本貢市郎、大山美智子、富岡信吾

7月25日 山形県山形市

 山形市では、平成27年12月に、隣接する上山市、天童市とともに、地域の観光戦略策定や人材育成等を担うDMO、山形・上山・天童三市連携観光地域づくり協議会を立ち上げ、平成29年3月には、実動部隊といえるDMC、おもてなし山形株式会社を立ち上げ、地域をお客さん目線で売り出すと同時に、受け入れ態勢の整備を進めています。
 このDMO等の基礎となったものが、平成22年に周辺7市7町で立ち上げた協議会で、旅行形態の変化による観光客の減少を打破するため、競合関係にあった山形、上山、天童の三市が中心となり、各地域の強みをみんなで共有することや関係者の人間関係の構築に力を注いだそうです。
 こうした関係をもとに、さらなる課題の解決や稼げる地域への転換を目指して、今回のDMOの組織化となりました。DMOでは県内外とのパイプを強め、太平洋から日本海までのルートづくり等の検討を進め、実動部隊であるDMCでは、旅行商品の直販体制整備のための旅行業免許の取得にも力を入れる予定とのことです。

7月26日 宮城県名取市

 名取市では、通過型観光から体験・交流型観光への転換を目指し、3つの枠組みで広域連携を進めています。
 一つ目は、名取市から南の太平洋沿岸部の2市2町による宮城県南浜街道という枠組みで、二つ目は、宮城県南4市9町で構成される宮城県南DMO、3つ目は復興観光拠点都市圏という枠組みで、仙台空港周辺エリアとして国の指定を受け、隣接する岩沼市、仙台空港とともに観光資源の発掘、磨き上げを行っています。
 市独自の取り組みでは、サイクルスポーツセンターの再建に併せた温泉採掘事業や、特産野菜「セリ」を使用した「セリ鍋」のPRに力を入れているとのことでした。

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市議会事務局
電話:048-524-1573(直通) ファクス:048‐525-8886

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