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平成26年8月 総務文教常任委員会 (秋田県大仙市 学力向上(小中連携)に向けた取り組み、秋田県秋田市 小中学生の学力向上に向けた取り組みについて)

更新日:2014年9月1日

総務文教常任委員会では、8月19日・20日の2日間にわたり行政視察を行いました。

参加者
委員長 黒澤三千夫、副委員長 関口弥生
委員 野澤久夫、大嶋和浩、松岡兵衛、加賀崎千秋、新井昭安、大久保照夫

8月19日 秋田県大仙市

初日には秋田県大仙市で「学力向上(小中連携)に向けた取り組み」について視察しました。
一人勉強ノートという、宿題とは別に小学校入学から中学校卒業まで家庭学習を行わせ、それを親と教師が毎日チェックしています。教師によるチェックは担任だけでなく、校長なども含めてチーム対応でノートの指導を行い、家庭からも必ずコメントをもらっているとのことでした。こうすることで、ノートを提出するのは当たり前という雰囲気になり、ノートを提出しない子供はほとんどいないとのことでした。また、公民館や市民団体、企業の主催により体験学習会や補充学習が行われたり、スポーツ合宿を誘致して大仙市で合宿している大学生等が寺子屋を開いたりと、たくさんの人たちが子供の教育に関わっていました。

8月20日 秋田県秋田市

翌20日には秋田県秋田市で「小中学生の学力向上に向けた取り組み」について視察しました。
確かな学力を高めるため学ぶ意欲を高める授業、分かった・できたを実感させる授業、思考力・判断力・表現力を育む授業を行うこととしており、学校訪問では全ての学校をまわり、かつ全ての学級の授業を参観し、指導主事のほか、秋田大学の先生も同行して指導助言をもらっているとのことでした。迎える学校も教員個人個人でなく、学校組織として取り組んでいるそうです。学力テストは子供たちの学習状況を確認するためのもの、調査結果は子供一人ひとりに応じた学習指導の改善充実に活かすべきもの、学習指導改善の取り組み主体は学校で、教育委員会はそれを支える役割を担うとの考えから、学力テストの結果を踏まえ「学習指導改善の方策」や「授業改善のポイント」、「実践事例集」などの冊子を発行し、学習指導の改善充実に努めています。これらの冊子は教育委員会のホームページに掲載され、誰でも見られるようになっています。塾に通っている子供は小学生10%、中学生30%となっており、塾そのものものが少なく通いたくても通えない、そのため家庭学習はやって当たり前という文化が秋田市でも根付いているとのことでした。なぜ勉強が必要なのか理解し興味を持って取り組ませるよう総合的な学習でそれに気づかせるべく豊かな心を育てるのが大事であると考えているとのことでした。

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