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歓喜院聖天堂(かんぎいんしょうでんどう)

更新日:2012年7月9日

【国宝 妻沼】

歓喜院聖天堂

 平安時代末期に斎藤別当実盛が大聖歓喜天だいしょうかんぎてんをまつったのが始まりと伝えられる聖天堂は、宝暦10年(1760)に完成した江戸時代中期を代表する彫刻建築です。奥殿を中心に、壁面や各部材は精巧な彫刻で埋められ、置上彩色おきあげさいしきという高度な技法をもちいながら極彩色の彩色がほどこされました。
棟梁は妻沼の林兵庫正清はやしひょうごまさきよとその子正信で、幕府や大名、豪商の援助を受けた記録は残されていないため、庶民の力によって再建されたと考えられています。
 平成15年から8年を掛けて「平成の大修理」と呼ばれる保存修理工事が実施されました。平成24年7月9日、国宝に指定されました。

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