根岸家長屋門
更新日:2013年7月11日
【市指定文化財 冑山】
江戸時代の根岸家は、甲山村の名主を務めた豪農であり、その面影を残す長屋門は、幅13間、奥行3間、屋根棟高10mを誇ります。建築された時期は寛政年間と伝えられており、屋敷見取図からは敷地内に土蔵5棟、酒蔵1棟、私塾三餘堂があったことが読みとれます。また、長屋門の一部には、根岸武香が収集した考古遺物の陳列も行われていました。平成22年に保存修理工事が行われました。現在、長屋門の一部を「友山・武香ミュージアム」として改装し、根岸家の歴史についての紹介展示を行っています。
