須賀広ササラ獅子舞(須賀広秋祭り「ササラ」)
更新日:2018年9月26日
【市指定文化財 須賀広】
毎年10月、江南地域の須賀広にある八幡神社において秋祭りで奉納される獅子舞は、江戸時代中期に羽根尾の諏訪神社(比企郡滑川町)の奉納獅子舞が伝わり、須賀広地区に根付いたものです。獅子舞で用いられる御面には、元文年間(1736年~1741年)の墨書が残り、その時代の地域祭礼芸能の伝承を明らかにしています。形式は三頭一人立ち獅子舞であり、仲立が導き、他に花笠、棒遣い、道化で構成され、奉納の後にムラマワリ(村廻り)を行います。獅子の舞いや、ササラの響きと囃子の明るい曲調は、秋の夜を楽しませてくれます。
須賀広ササラ獅子舞