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レダ

更新日:2025年3月3日

桜井祐一(さくらいゆういち)作 太陽の広場(熊谷市星川一丁目)


下記リンクから3D映像をご覧いただけます。

昭和57年(1982年)3月27日設置。高さ1メートル10センチメートル。ブロンズ製。
本作品は、昭和54年(1979年)第10回中原てい二郎賞を受賞している桜井の代表作である。抑制のきいた緩やかな動きの中に、まろやかな女性美を象徴的に捉え、しかも豊かな生命観がある。あふれる健康美と生命力が心あたたかく、大らかで明るい太陽のイメージと一体となるように感じられる作品となっている。
レダとは、ギリシャ神話に登場する女性で、本来は大地の女神。アイトーリア王テスティオスの娘で、スパルタ王テュンダレオースの妻。

桜井祐一:彫刻家。山形県生まれ。昭和7年(1932年)平櫛田中(ひらくし でんちゅう)から彫刻を学び、翌昭和8年(1933年)には自身の作品が日本美術会主催の展示会に出品し受賞。昭和9年(1934年)には日本美術院研究所に入所し、院展に初入選している。第二次世界大戦中から戦後にかけて院展に出品された同院賞等数多くの賞を受賞した。
昭和30年(1955年)、日本美術院の同人となる。昭和38年(1963年)国画会会員となり、昭和52年(1977年)長野県野外彫刻賞受賞、昭和54年(1979年)中原悌二郎賞受賞、昭和55年(1980年)高村光太郎展優秀賞を受賞している。

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