伊丹さん(平成30年度採用)玉井分署 救急隊
更新日:2023年6月8日
救急資器材の点検をする伊丹さん
1 現在、どんな仕事をしていますか?
私は救急救命士として、主に救急出動や救急関連事務に従事しています。助けを求めて救急要請した傷病者のもとに急行し、適切な観察や処置を施しながら病院に搬送します。
出動がないときは、救命講習での指導や医療知識・技術の習得に向けた訓練を行っています。
2 どんなところにやりがいや達成感を感じますか?
やりがいを感じるのは、救急搬送した傷病者やその御家族から感謝の言葉をいただいたときです。治療を終えた傷病者が自らの足で来庁され、いつも通りの生活に戻ったと聞いたときには、これ以上のやりがいはないと感じます。
3 どんな時に仕事の厳しさを感じますか?
私たちの仕事は命に係わる仕事です。適切な処置や病院搬送を行っても力及ばず…ということもあります。そんなとき、ご家族の方々の姿を目にすると、力不足を痛感し心苦しい気持ちになります。しかし、そこで終わりにすることなく、その経験を次の活動に生かせるよう訓練しています。
4 職場の雰囲気は?
1当務24時間の隔日勤務をともにする職員同士は、まさに第二の家族のような存在です。普段から笑顔が絶えず、明るく居心地がいい職場で、様々なコミュニケーションの中から学ぶことは多く、ワンチームで活動することができています。
5 消防職員を目指している方へメッセージをお願いします。
辛いことも多く大変な職業ではありますが、困った方を助け、やりがいを感じ、胸を張って誇りを持てる仕事だと思います。また、現場活動だけではなく、救命講習や防災訓練などで市民の方々と触れ合う機会もあります。熊谷市の職員として、一緒に活動できる日を楽しみにしています。