ラグビーの反則と再開方法
更新日:2018年10月25日
ラグビーの反則はその罰則の重さからペナルティ、フリーキック、スクラムと再会方法が分かれています。
どんな反則があり、反則後にどのように再開されるのかを、試合中によく起こる反則を中心にまとめました。
反則後の再開方法
反則した内容によって、ペナルティ・フリーキック・スクラムのいずれかが反則をしなかった側に与えられます。それぞれの選択肢は以下のとおりです。
反則後の再開方法 | 選択肢 | 内容 |
---|---|---|
ペナルティ | スクラム | スクラムを組む |
タッチキック | タッチに出た場合、キックを蹴った側のボールでラインアウトになる | |
ゴールキック | ゴールキックが決まれば3点が追加される | |
タップキック | タップキックをし、すぐにプレーを再開できる | |
フリーキック | スクラム | スクラムを組む |
タップキック | タップキックをし、すぐにプレーを再開できる | |
タッチキック | タッチへ蹴り出し、陣地を稼ぐ(この場合は、相手ボールラインアウトで再開) | |
ラインアウト | ラインアウトでフリーキックを与えられた場合のみ選択できる。 | |
スクラム | - | スクラムを組む |
反則の種類
ペナルティ・フリーキック・スクラムになる反則の中で、試合観戦中によく見られるものをまとめました。
ペナルティで再開 | |
---|---|
反則名 | 事象 |
オフサイド | プレーに参加してはいけない場所にいる選手がプレーに参加した |
ノットリリースザボール | タックルされた選手が、倒れた後もボールを離さなかった。 |
ノットロールアウェイ | タックルした選手が、倒れた後にすぐにその場から離れずに、次のプレーの邪魔をした |
オーバーザトップ | ラックで、故意に相手側に倒れ込む |
ハイタックル | 相手の肩より上部にタックルをする |
オブストラクション | ボールを持っていない選手が、相手選手を妨害する |
コラプシング | スクラム・ラック・モールを故意に崩すこと |
インテンショナル・ノックオン | 故意にノックオンをする |
フリーキックで再開 | |
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反則名 | 事象 |
ノット1メーター | ラインアウト時に相手との間隔を1m空けなければいけないが、それを行わなかった |
ノット5メーター | ラインアウト時に、投入したボールをキャッチした地点がタッチラインから5m離れていなかった |
ノットストレート | スクラム時にボールを真っ直ぐ投入しなかった |
アーリーエンゲージ | スクラム時にレフェリーの合図よりも早くスクラムを組んだ |
フットアップ | スクラム時にボールが投入される前にHOが足を上げ、フッキングの準備をした |
スクラムで再開 | |
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反則名 | 事象 |
ノックオン | ボールが手または腕に当たり、前に落とした |
スローフォワード | ボールを前に投げた |
アクシデンタルオフサイド | ボールを持っている選手が、偶然、前にいる味方選手とぶつかってしまった |
ノットストレート | ラインアウト時にボールを真っ直ぐ投入しなかった ※反則をしなかった側は再開方法をスクラムかラインアウトか選択できる |
