給食紹介(令和6年5月)
更新日:2024年5月13日
給食紹介(令和6年5月)
熊谷学校給食センターで提供している給食を紹介します。
季節を味わう給食の日
今月は、行事食を意識した旬の食材を取り入れた献立を紹介します。
献立
- ごはん
- 牛乳
- 高野豆腐のみそ汁
- カツオ竜田揚げ
- こんにゃくねぎ塩ソテー
提供日
- 小学校Aコース令和6年5月2日(木曜日)
- 小学校Bコース令和6年5月7日(火曜日)
- 中学校コース令和6年5月8日(水曜日)
栄養量
- 小学校A・Bコース、592キロカロリー
- 中学校コース、746キロカロリー
カツオ竜田揚げ
「目には青葉 山ホトトギス 初鰹」 山口素堂 (江戸時代)
『目には青々とした葉が美しく生い茂り、山からは心地よいホトトギスの鳴き声が聞こえてきて、口ではおいしい初鰹を味わうことができる良い季節だ』ということを詠んだ俳句です。
初夏はのぼり鰹の季節です。南の温かい海で冬を過ごした鰹が4から5月にかけて太平洋沿岸を北上します。江戸時代カツオは「勝魚」ということで縁起の良い食べ物でした。
のぼり鰹と5月5日の端午の節句の鯉のぼりをかけて、5月の初めに「カツオの竜田揚げ」にしました。
手作りの鯉のぼりと、直筆の書を持って「本日みなさんが食べているのはどのおさかなでしょう?」と給食指導しました。
普段のおかずは1人1個の数物が多いのですが、今回「カツオ竜田揚げ」は初めてのメニューになるので、自分にあった量を調節して食べてほしいと考え、切り身を揚げるのではなく、角切り一口サイズの竜田揚げにしました。そうなると調理作業も、クラスの人数分をただ数えるのではなく、ある程度まとまった量を学級数ごとに揚げることになります。中学校コースでは3,847人分226キログラムのカツオの竜田揚げを作りました。一度に配食することはできないので、4回に分け、1回目は奈良中、吉岡中、別府中、熊谷東中971人39学級分を、ひしゃく1杯25人分と換算して配食しました。このように大量調理では、食べ物を分けることも時間と労力が必要になります。
フライヤーの出口です。
配食します。
