3D都市モデル市民ワークショップ(基礎講座)
更新日:2023年10月30日
第1回基礎講座(学生向け)と第2回基礎講座(防災・まちづくり関係者向け)を開催しました!
今年度、11月以降に予定している3D都市モデルを活用した防災分野とまちづくり分野のワークショップに先立ち、Re:Earth(リアース)の基礎的な操作方法を学べる講座を開催しました。
Re:Earthの操作画面(熊谷駅周辺を表示)
Re:Earthは、デジタルな地球儀上にあらゆる情報をマッピングし、簡単に公開までノーコードで行うことができるWebGIS(注釈1)プラットフォームです。
簡単な操作でオリジナルの地図が作成・公開できます。
(注釈1)WebGISとは、Web上に公開されておりインターネットブラウザで使える、地理空間に存在するあらゆる情報を扱うシステムのことです。
Re:EarthのURLはこちらhttps://reearth.io/(外部リンク)(外部サイト)
右上の「Start Now」から登録・ログインで開始できます。
開催概要
- 第1回 基礎講座(学生向け)
日時:令和5年9月22日(金曜日)14時30分から16時(立正大学講義中)
場所:立正大学熊谷キャンパスコンピュータールーム
対象:立正大学学生
- 第2回 基礎講座(防災・まちづくり関係者向け)
日時:令和5年9月30日(土曜日)10時30分から12時
場所:立正大学熊谷キャンパスコンピュータールーム
対象:防災関係団体、まちづくり関係団体
立正大学熊谷キャンパス
基礎講座(学生向け)
基礎講座(防災・まちづくり関係者向け)
参加者へのインタビュー
第1回の学生向け基礎講座に参加いただきました立正大学の学生にインタビューを行いました!
Re:Earthに触ってみて、面白いと感じたところはどこですか?
- まず、好きな地図が作れるところが楽しかったです。
ほかにも熊谷の地形、水害範囲が見られるところや、ピンを打って自分で説明書きを加えた地図を作って友達や家族に見せられるところも面白いと感じたところです。 - 作った地図を公開できるところがいいですね。
逆に、少し難しいと感じたことは何ですか?
- Re:Earth以前の問題として、高齢者の方などパソコンに不慣れな場合、活用することがそもそも難しいと感じました。
- 素材をダウンロードするといったことは必須になるので、そこが難しいと活用は大変。
今回の基礎講座で基本的な操作を学べましたか?
- はい。パソコンが苦手な私でも十分理解できる内容だと感じました。
- 講座内でほかの大学生が作ったという地図(注釈2)を見て、時間をかけて作り込めばすごいものも作れるのだと知れたので、もう少し高度な部分も学んでみたいと思いました。
(注釈2)大学生が挑戦。GISを使って過去の災害データを可視化・継承する 東京大学「課題『デジタルツインでミライに/を可視化する』オープン講評会」レポート/ASCII STARTUP(外部サイト)
今後3D都市モデル(デジタル立体地図)はどんなことに活用されていくと考えますか?
- 別の都市に引っ越しするとき、事前に日当たりとかが見られるようにはなりそうです。
- 引っ越しで言えば、未来の地形や建物の変化が見られれば、将来引っ越すときの参考にもなるかも。
- 未来だけではなくて過去も見られるようになると、災害の面から過去に危険な地形だった箇所が現在どうなっているかなどから、未来に生かせる学びがあるのではないかと思いました。
インタビューにお答えいただきありがとうございました!
ワークショップ資料
基礎講座当日に使用した資料を公開しています。
アーカイブ動画
基礎講座の講師音声付き操作画面動画をYoutubeに限定公開しています。
https://youtu.be/CMN0VTedps0(外部サイト)
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