景観・環境まちづくり体験会(3D都市モデル市民ワークショップ)
更新日:2024年4月16日
3D都市モデル市民ワークショップの第5回景観・環境まちづくり体験会を開催しました!
暑さ対策が今後のまちづくりにおいても重要なテーマとなる中で、スマートシティによる持続可能なまちづくりにおいてもデータを活用した暑さ対策を進める必要があります。
そこで、令和5年度に実施した熊谷駅の周辺における気象シミュレーションのデータなどを活用し、暑さ対策をテーマとしたまちづくりの検討を行う体験会を開催しました。
気象シミュレーション結果をRe:Earth上に表示
開催概要
第5回 景観・環境まちづくり体験会
日時:令和6年3月2日(土曜日)10時30分から12時まで
場所:熊谷市役所本庁舎6階603会議室(東)
対象:中心市街地まちづくり関係者
第1回と第2回は基礎講座、第3回は防災・減災関係の体験会、第4回はまちづくりマップ作製体験会を開催しました。内容は下記リンクからそれぞれご覧になれます。
基礎講座 https://www.city.kumagaya.lg.jp/smartcity/plateau/3dws_kiso.html
防災・減災 https://www.city.kumagaya.lg.jp/smartcity/plateau/3dws_bousai.html
まちづくりマップ作製 https://www.city.kumagaya.lg.jp/smartcity/plateau/3dws_map.html
参加者へのインタビュー
参加いただきました方々にインタビューを行いました!
3Dモデルを活用することでまちづくりの提案について具体的な議論ができるようになったと思いますか?
- 建物壁面の画像が表示されたことで、リアリティのある検討ができるようになったと思います。
- 現場に足を運んで雰囲気を読み取るということとは現実的には異なるので、その差を理解した上で検討する必要があると思います。
- 例えば、建物モデルに高さがあって影も表示できるということで、太陽光発電のシミュレーションなどにも役に立つのではないかと思いました。
暑いエリアを可視化するシミュレーションによって、まちの中で改善すべき部分がどこになるかなどの議論ができるようになりましたか?
- できるようになると思います。例えば今回の結果で、星川付近や荒川公園周りが比較的涼しいエリアになっていることがわかりました。暑い中でもそういった箇所が存在するのだということがわかり、安心した面もありますね。
Re:Earth(リアース)と3Dモデルに基づいてまちづくりの議論を行う際、ほかにどのようなデータがあるといいと思いますか?
- 実際の景観と比べると電線が抜けているのと、もしくは、逆に地下配管のデータが入ると活用の幅は広がると思います。
- また、例えば地震の被害のシミュレーションについても、想定震度の情報は別にあるだろうし、各建物の建築年の情報が入っていれば掛け合わせることもできそうだと感じました。
インタビューにお答えいただきありがとうございました!
体験会で使った資料とデータを掲載します
第5回景観・環境まちづくり体験会資料(PDF:6,821KB)
また、体験会で使用したウェブGISサービスRe:Earth(リアース)のサイトは次のリンク先です。
Re:Earth(https://reearth.io/)(外部サイト)
右上の「Start Now」から登録・ログインで開始できます。
ご利用に当たっては、Re:Earth(リアース)の動作環境をご確認ください。
https://docs.reearth.io/ja/user-manual/getting-started/environment_%20setting(外部サイト)
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