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仕事始めの市長あいさつ(令和6年1月4日)

更新日:2024年1月4日

 熊谷市長の小林哲也です。
 日頃から市政運営にご理解、ご協力をいただき深く感謝申し上げます。
 まずは、1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により、亡くなられた方々に心より哀悼の意を表しますとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。
 令和6年の仕事始めにあたり、一言挨拶申し上げます。

令和5年を振り返って

 新型コロナウィルス感染症が5類に移行して初めて迎えるお正月は、しばらくぶりにマスク越しではない たくさんの笑顔に接することができました。
 昨年の世相を表す漢字は「税」ということでしたが、私としては、これまでの停滞した社会が再び活気を取り戻す、スタートの年でもあったと思います。また、本市にとっては、長年の懸案となっていた いくつもの事業が、実現に向けて動きだすなど、熊谷の未来が大きく変わろうとする、まさに変化という言葉がふさわしい一年ではなかったかと思います。

DXの更なる推進

 就任以来、私は、市民生活の利便性の向上と新たな経済活動の創出には、DXの活用がカギを握るものと考え、その具体的な施策に取り組み、推進に注力してまいりました。
 昨年のプレミアム付きの地域電子マネー「クマPAY」の利用開始を皮切りに、今年は、地域の更なる活性化を目指すコミュニティポイント「クマポ」を始め、コミュニティバスをキャッシュレスで利用できる「スマホ回数券」等の導入により、DX推進に弾みをつけたいと考えています。
 DXを活用した取組は経済や市民活動の分野だけにとどまらず、今後は環境や福祉分野など様々な分野で積極的に活用していきたいと考えております。

「北部地域振興交流拠点」整備事業が大きく動き出す

 また、長年の懸案でありました、埼玉県と本市の共同プロジェクト、「北部地域振興交流拠点」整備事業が、いよいよ大きく動き出しました。
 先の12月県議会において、大野埼玉県知事は、「主に産業振興を軸としてきたこれまでの検討に、DXを前提として、県民にとってより便利で、職員にとっても働きやすい未来の県庁の先行モデルという役割も加え、部局横断の全庁的な推進体制で、そのデザインを描きたい」旨の答弁をされました。
 昨年9月には埼玉県と本市で構成する「北部地域振興交流拠点連絡調整会議」が設置され、課題の共有や整備の進め方等について、緊密に連携し、協議を重ねているところです。
 本市におきましては、行政機能の北部拠点への移転による、県と連携した手続のワンストップ化の推進など、市民や事業者の皆様の利便性向上に資する本庁舎整備の在り方について、近く「熊谷市庁舎整備検討委員会」を設置し、検討を進めます。
 市民の皆様の新たな活動や交流でにぎわいを生み出す、県北のランドマークとなる施設になるよう、スピード感を持って取り組んでいきたいと考えています。


熊谷桜堤

結びに

 
 さて、今年は辰年です。十二支で唯一の想像上の動物ですが、辰年は「万物が振動し、活力旺盛になって大きく成長し、形がととのう年」であるといわれています。
 新しい年が、皆様にとりまして、希望に満ちた輝かしい一年になりますことを心から祈念申し上げまして、新年の挨拶といたします。


刀水橋からの初日の出

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