インフルエンザを予防しましょう
更新日:2025年4月28日
インフルエンザとは
インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等、全身症状が突然現れます。併せて、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。乳幼児では急性脳症を、高齢者や免疫力が低下しているかたでは肺炎を伴う等、重症になることがあります。なお、インフルエンザの予防や重症化を防ぐためには予防接種が有効です。
インフルエンザの感染予防のポイント
咳エチケットの励行
インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみの際に口から発生する小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。このため、飛沫を浴びないようにすればインフルエンザに感染する機会は大きく減少します。
また、症状の出ない不顕性感染や軽症の例もあります。
このため、普段からマスクの着用等咳エチケット((1)咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと、(2)咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること、(3)手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと等)を守ることを心掛けてください。
ワクチン接種
インフルエンザの予防や重症化を防ぐためには予防接種が有効とされています。
外出後の手洗い等
流水・石けんによる手洗いは、手指等、体に付いたインフルエンザウイルスを物理的に除くために有効な方法です。アルコールによる消毒も効果的です。
適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器等を使って適切な湿度(50パーセントから60パーセント)を保つことが効果的です。
十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心掛けましょう。
人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザが流行している時期は、高齢者や基礎疾患のあるかた、妊婦、疲労気味・睡眠不足のかたは、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
発熱や体調不良の時には
- 早めに医療機関を受診しましょう。早めの対処が早い回復につながります。
- 安静にして休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
- 水分を十分に補給しましょう。
- 咳やくしゃみの症状がある場合は、周りの人にうつさないようにマスクを着けましょう。
- 同居人のいるかたは、家庭内でもマスクをするようにしましょう。
- 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場に行かないようにしましょう。
発熱等で医療機関の受診を希望されるかたへ
埼玉県では、新型コロナウイルス感染症など発熱等の症状があるかたの診療を行い、必要な検査を行う医療機関
(関連する医療機関等で検査を行う場合も含む)を 「埼玉県指定 診療・検査医療機関」として指定、公表しています。
下記の埼玉県ホームページより診療・検査医療機関をお探しください。
【埼玉県ホームページ】
埼玉県指定 診療・検査医療機関検索システムについて(外部サイト)
咳エチケットとは
- 咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと
- 咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること
- 手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと
ひろげるなインフルエンザ、ひろげよう咳エチケット
マスクをせずに咳やくしゃみをすると、ウイルスが2メートルから3メートル飛ぶと言われています。そこで必要になってくるのが咳エチケットです。
【咳エチケットとは?】
- 咳・くしゃみの際は、ティッシュ等で口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけ、できる限り1メートルから2メートル以上離れましょう。ティッシュなどがない場合は、口を前腕部(袖口)でおさえて極力、飛沫が飛ばないようにしましょう。(前腕部で押さえるのは、他の場所に触れることが少ないため、接触感染の機会を低減することができるからです。)
- 鼻汁・たん等を含んだティッシュは、すぐにゴミ箱に捨てましょう。
- 咳等の症状があるときは、マスク着用等咳エチケットを心がけましょう。
- 咳やくしゃみをする際に押さえた手や腕は、その後直ちに洗うべきですが、接触感染の原因にならないよう、手を洗う前に不必要に周囲に触れないよう注意しましょう。手を洗う場所がないことに備えて、携行できる速乾性擦式消毒用アルコール製剤やパック入りのアルコール綿を用意しておくことが推奨されます。
熊谷市内のインフルエンザ流行状況
熊谷市医師会が熊谷市内の感染症発生動向を独自に調査し、週情報にまとめたものです。中学校区別の発生件数が確認できます。
関連情報
インフルエンザ流行情報(埼玉県感染症情報センターホームページ)(外部サイト)
インフルエンザQ&A(厚生労働省ホームページ)(外部サイト)
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