学生による特産品の調査・研究【栗】
更新日:2024年11月1日
この取組は、市政宅配講座「~学び、考え、発信する~熊谷市の魅力発信、魅力づくり」を受講したアルスコンピュータ専門学校様より、「学生の卒業研究のテーマとして市の特産品を取り上げたい」という申し出があったため、市が生産者とマッチングを行い実施しているものです。
学校で教わる授業ではなく、自分たちの興味関心から現場を訪れ、調査・研究を行うフィールドワークを通じて、市の特産品にスポットを当て、紹介していきます。
活動報告
10月2日 加工・販売現場の見学
江南地区で収穫された栗を使って、栗の渋皮煮を製造・販売している、こうなん農産加工倶楽部を訪問しました。ここでは収穫・選別調製された栗が、どのように加工され、販売されているかを見学しながら、実際にできた渋皮煮の味見もさせていただきました。ほろほろとした食感や、栗の甘みや香りなど、想像以上のおいしさに生徒たちは驚いていました。
9月18日 出荷場見学
江南地区にあるJA小原集出荷所を訪問しました。この場所は、江南栗生産出荷組合に加盟する農家の皆さんが収穫した栗を持ち込み、大きさや重さを選別しながら梱包していく作業を行う場所です。学生たちも栗を1キロネットに入れる作業を経験しながら、生産者の皆さんとコミュニケーションをとりました。
9月9日 生産者と収穫作業
マッチングした栗生産者を訪問し、栗の収穫・調製作業を見学しました。現在は「ぽろたん」という品種を出荷しており、生産者の方に指導をいただきながら、丁寧に収穫しました。その後、作業場へ栗を持ち帰り、イガを外してサイズごとに選別し、出荷されます。次回は実際の出荷場を見学に行きます。
8月26日 生産者を訪問
卒業研究のテーマを「栗」に決定したと連絡を受け、市内生産者とのマッチングを実施しました。
江南地域を中心に栽培される熊谷の栗は、9月中旬から10月ごろが出荷のタイミングとなるため、収穫体験や直売所での販売の様子なども調査していく予定です。
本日は顔合わせのみでしたが、栽培している栗の品種の紹介や、収穫現場の見学などを通して、コミュニケーションを図りました。
7月29日 市特産品のヒアリング
「学生の卒業研究のテーマとして市の特産品を取り上げたい」と申し出をいただき、学生グループに市の特産品の現状と課題をお伝えしました。そのほか、昨年の卒業生がテーマとした「青パパイヤ」に関する研究を共有していただきながら、これからの流れなどのイメージをすり合わせました。
今後、学生自身がテーマとなる特産品を決め、生産者とマッチングを行います。
6月25日 市政宅配講座の実施
6月25日、市政宅配講座「~学び、考え、発信する~熊谷市の魅力発信、魅力づくり」を実施しました。
アルスコンピュータ専門学校では、卒業学年になると学生グループによる卒業研究が行われていますが、研究テーマを検討する前段階の知識として、毎年広報広聴課が実施する市政宅配講座にお申込みいただいています。
今年度は、卒業研究が市の魅力づくりにつながる取組になって欲しいという想いも込めて、講座を実施しました。
