10月15日 国宝「歓喜院聖天堂」の彫刻調査
更新日:2013年11月1日
平成25年9月16日に発生した竜巻被害から1カ月が経過することに合わせて、妻沼聖天山の本殿である国宝「歓喜院聖天堂」における破損の有無などを確認するため、熊谷市教育委員会の担当者が現地にて確認調査を実施しました。歓喜院聖天堂の建物や江戸時代の極彩色彫刻の状況について竣工図面を参照しながら調査したところ、竜巻による被害がなかったことを確認しました。なお、経年による退色や剥落等は確認されたことから、今後の保存対策に生かしていきたいと考えています。
奥殿北面の彫刻
奥殿西面の彫刻
調査の様子