平成29年度 熊谷市避難所開設・運営訓練(宿泊)を実施しました
更新日:2018年3月5日
避難所開設の流れや運営方法、また避難者が避難所で宿泊する場合の問題点等を検証するため、会場周辺の自主防災組織の協力のもと、10月21日から22日にかけて、スポーツ・文化村「くまぴあ」にて、宿泊形式の避難所開設・運営訓練を実施しました。
概要
実施日時
平成29年10月21日(土曜日)15時から翌22日(日曜日)9時まで
場所
熊谷市スポーツ・文化村「くまぴあ」柔剣道場等
参加者
市民(奈良・代・原島・柿沼地区の各自主防災会)16名、防災士等地域防災リーダー15名、熊谷市職員15名、くまぴあ指定管理者1名
協力
大塚製薬株式会社大宮支店1名(エコノミークラス症候群についての講演)、株式会社NTTドコモ3名(携帯電話無料充電器及びWi-Fiスポットの設営・実演)
災害想定
- 10月21日(土曜日)15時15分、埼玉県北部を震源域とする直下型地震が発生。(熊谷市の最大震度7、地震の規模はM8.1)
- 熊谷市内では、家屋の倒壊、道路の損壊等のほか、電気・ガス・水道・電話等、ライフライン施設に大きな被害が発生している。
- 上記の状況を踏まえ、市は避難所を開設し、避難者の受入を開始する。
訓練の様子
開会式(市長あいさつ)
シェイクアウト訓練
施設・設備安全確認の報告
避難者受付
約40人の避難者受け入れ
避難所運営委員会での議論
情報班による書き出し
防災士からのアドバイス
間仕切りの設置説明
40個の間仕切りを設置
発電機設置
投光器設置
更衣室テントの設置
仮設トイレ設置
仮設トイレ完成
支援物資到着、受け入れ
支援物資の管理
給水車を使った給水訓練
夕食の準備
夕食はアルファ米とカレーのセット
大塚製薬による講演
NTTドコモによる講演
携帯充電・Wi-Fiコーナー
簡易ベッドを膨らませる参加者
夜9時消灯
朝食(パン・野菜ジュース)の配布
全員で協力して撤収開始
閉会式を行い解散
一般参加者・職員アンケートの集計結果をまとめました
1.避難所開設・運営訓練(一般参加者)アンケート結果(PDF:219KB)
2.避難所開設・運営訓練(職員)アンケート結果(PDF:164KB)
3.宿泊体験(一般参加者・職員)アンケート結果(PDF:357KB)
訓練の様子や詳細はこちらをご覧ください
平成29年度 熊谷市避難所開設・運営訓練(報告)(PDF:5,011KB)
「避難所開設の流れ(例)」を作成しました
市で初めて実施した避難所開設・運営訓練の1つの成果として、「避難所開設の流れ(例)」を作成しました。
災害規模や被災状況等により対応は変化しますが、避難所開設から運営までの重要なポイントをまとめた一例として、いざという時(避難所開設時)の参考にしていただくため、これらの資料を第一避難所となる各小学校(体育館)に掲示します。
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