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ひとりで悩んでいませんか?~悩まず相談してみましょう~

更新日:2025年4月1日

ひきこもりのご本人・ご家族のかたへ

「ひきこもり」は本人の「わがまま」や「なまけ」ではありません。
自分の力ではどうすることもできないほどのストレスを受けたときに、外からの刺激を遮断することで、「自分を守っている状態」のことをいいます。
ひきこもりの長期化は本人の社会復帰を困難にさせるため、早めに相談することをお勧めします。

相談窓口

内容 窓口
こころや身体の健康に関すること

熊谷保健センター
048-526-5737

福祉に関すること
 生活困窮、孤独・孤立

福祉総合相談窓口
048-524-1111 内線 509

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教育研究所(教育委員会)
048-524-1111 内線 551
さくら教室
048-523-1570


埼玉県のひきこもり関連情報

熊谷保健センター 『こころの健康相談』

内容

こころの健康に関するさまざまな相談をお受けします。

相談員

臨床心理士、保健師

とき

月2回から3回
13時30分から15時15分まで(予約制)

問合せ

熊谷保健センター

電話

048-526-5737

その他

電話でのご相談も随時お受けしています。
日程は市報でご確認ください。

令和6年度ひきこもり支援講演会を開催しました。

令和6年12月2日(月曜日)に、熊谷市緑化センターにおいて、ひきこもり支援講演会を開催しました。

公認心理士で臨床心理士でもある菊池 礼子氏、喜多見 学氏にご講演いただきました。
お二人ともご自身が相談を受ける中で経験したこと、感じることをお話しくださり、ご参加いただいた皆様から大変好評でした。

<講演内容>
1 ひきこもりの理解と対応
 〇菊池 礼子氏(菊池臨床心理オフィス)
 ひきこもりに至る要因は様々で、精神的に辛い状況であれば、具合の悪いところを治すために医療にかかることが助けとなる場合があり、また、ご本人にとって苦手なことが社会生活の壁になっているのであれば、周囲の人の伝えかたや接しかたでご本人が楽になることもあるとのことでした。
 また、支援者に対しては、ご家族に「『限界設定』について考えてもらう」ということを伝える必要があるとのお話がありました。目標をひたすら追い続ける日々はご本人、ご家族ともに疲弊させてしまいかねないため、あえて、「ここまでに」を設定し、期限がきたら目標を再設定するなど、ご家族と支援者で相談することが大切とのことでした。


2 相談支援の現場から伝えたいこと
  〇喜多見 学氏(NPO法人子育て応援隊むぎぐみ代表)
 実際に相談支援を行い、ひきこもりから回復したかたがたのお話をしてくださいました。
 ひきこもりは、様々な問題が相互に関係し合い悪化してしまうことが多く、どこか一つ楽に過ごせるところを探して変えていくことで、全体に良い影響を及ぼすこともできるとのことでした。
 ひきこもりからの回復や就労を目指すには、まず「そこに行けば良いことがある」という居場所を地域にみつけ、そういった場所を徐々に増やしていくことを目指せると良いとのことでした。また、ご家族も地域の支援とつながり、ご本人、ご家族が孤立しないことが大切とのお話でした。

<参加者の声>
・実際に経験されていることを話してくれたので、よくわかった。
・長い目で根気強くかかわることが大切だと思った。
・わが子だけではないと知った。
・先生の言葉から、子のことで理解できたことがあった。
・たくさんの事例をお話しいただいて、我が家も何とかなると期待して相談先を探したいと思った。
・気持ちが少し楽になった。
・限界設定について、締め切りのない努力は辛い!その通りだと思う。
・定義、実態がよくわかった。自分に何ができるのか考えながら生きていこうと思う。

厚生労働省ひきこもりVOICESTATION

【厚生労働省】ひきこもり VOICE STATION
詳しくは画像をクリックしてご覧ください。

ひきこもりVOICESTATIONとは、厚生労働省が運営する、全国のひきこもり当事者・家族・支援者の声をみんなにシェアするWEBコミュニティです。

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このページについてのお問合せは

熊谷保健センター
電話:048-526-5737(直通) ファクス:048-526-5933

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