大規模盛土造成地マップ
更新日:2014年10月15日
大規模盛土造成地マップ
平成7年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)、平成16年の新潟県中越地震などにおいて、大規模に盛土造成された宅地で滑動崩落による被害が発生しました。これを受けて、平成18年に宅地造成等規制法が改正され、相当数の居住者等に危害を生ずるものの発生のおそれが大きい一団の造成宅地について「造成宅地防災区域」の指定を行い、安全措置を講じることができるようになりました。この「造成宅地防災区域」に該当する造成宅地の有無を調べるため、市内全域を対象に調査を実施し、大規模に盛土した造成地の概ねの位置と規模を示す大規模造成地マップを作成しました。
大規模盛土造成地とは
盛土造成された宅地のうち、次のいずれかの要件に満たすものを大規模盛土造成地としています。「造成宅地防災区域」は「下図のような規模、形状で安定計算により危険と確認できる造成地」と「既に危険な事象が生じている造成宅地」と定義されています。
※国土交通省ホームページから引用
大規模盛土造成地の調査
本市では、平成23年度から平成24年度にかけて大規模盛土造成地の状況を把握するための調査を実施しました。大規模盛土造成地は、宅地の造成前と造成後の地形図や空中写真などを重ね合わせることにより概略の位置、大きさ、深さを把握しています。このなかから、上記の基準に合致する盛土造成地を抽出し図示したものが大規模盛土造成地マップになります。
大規模盛土造成地マップの公表
大規模盛土造成地マップの公表は、大規模盛土造成地が身近に存在するものであることを知っていただき防災意識を高めていただくことを目的としています。
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