令和7年度熊谷市学校給食検討委員会
更新日:2025年7月23日
熊谷市学校給食検討委員会の設置について
この検討委員会は、今まで設置されていた、主に学校給食計画や給食方針などを協議していた「熊谷市学校給食運営懇談会」と、主に給食費について検討していた「熊谷市学校給食費等検討委員会」を統合し、加えて新熊谷学校給食センターの整備・運営に関する協議をするもので、学校給食を適正に運営するために令和6年度から設置されました。
検討委員会のメンバーは、学識経験者、PTA代表、小・中学校長、栄養教諭、養護教諭、学校の食育主任および公募委員により構成されています。
第1回検討委員会について
去る5月21日(水曜日)に第1回検討委員会を開催しました。
はじめに、熊谷市学校給食検討委員会設置要綱には、会議の公開、非公開などの規定がないことから、熊谷市附属機関の会議の公開に関する要綱を参照し、会議の透明性確保のため、会議の原則公開について意見を求めました。
その結果、傍聴人のいる中では
また、昨年度と同様に、会議に出た意見などを条例の範囲内でホームページに掲載することになりました。
次に、以下のことについて委員に説明しました。
○学校給食について
・令和7年度学校給食計画などの概要を伝え、これをもとに令和8年度の計画を策定していくことを説明した。
○新熊谷学校給食センター整備事業概要について
・基本方針や進捗状況などについて説明した。
○学校給食費について
・高騰する食材の価格変動や理想の献立との比較、県内の給食費の状況などについて説明した。
○学校給食費に関する補助金等について
・過去の補助内容および令和7年度に実施している学校給食費負担軽減支援事業、第三子以降無償化事業などについて説明した。
委員から出された主な意見
・給食費の改定について、食材費が全体的に値上がっている中で大変だと思う部分もあるが、給食費値上げ分の補助をもらっていることもあり、もう少しの間はこのままでも大丈夫ではないか。
・御飯の上昇率が高くなっており、
・家庭にもよるが、持続可能な範囲で給食費の改定はやむを得ない。
・現状でできるのであれば、食材費を抑えてやっていただきたい。
・給食費に関する補助について、食材費が高くなってくるが、質の維持のために補助が入ったらいいと思う。
・乳糖不耐症について、対応方法について取り決められないか。
まとめ
第1回検討委員会では、出席委員全員に現在の学校給食の状況についてご理解いただき、意見交換した結果、給食費については、来年度の値上げは行わないこと、また、給食費の補助金については来年度も必要なものであり、当検討委員会の意見として市に求めていくこととなりました。
第2回検討委員会は、10月15日(水曜日)に開催する予定です。新熊谷学校給食センターの事業者選定などの状況報告、乳糖不耐症の対応方法の検討、熊谷市誕生20周年記念プレミアム給食の試食などを行います。
