5月8日 国宝「歓喜院聖天堂」公開対談
更新日:2013年5月16日
平成25年5月8日、国宝指定の答申が出されてから1周年を迎えるに当たり、歓喜院の鈴木英全院主と歓喜院聖天堂の彩色復元を担当した株式会社小西美術工藝社会長兼社長のデービッド・アトキンソン氏との公開対談が行われました。
鈴木院主は、修理工事の始まりの時期から寄付金の募集など、多くの課題と向き合いながらも、保存修理工事は竣工し、平成24年に国宝に指定されたことに対して感慨深く語っていました。アトキンソン氏は、日本においては保存が着目されるのに対して、母国イギリスでは保存のみならず、活用が図られていることについて熱心に語っていました。
会場では、妻沼幼稚園園児の院主との顔合わせを始め、檀徒総代や、妻沼地域の関連団体の代表者等、約100名が来場し、1時間にわたって行われた対談に耳を傾けていました。
公開対談の様子