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ラグビーとアメフトどこが違うの?

更新日:2021年2月26日

イギリス発祥のラグビーフットボール(ラグビー)がアメリカに伝わり、独自に発展していったものがアメリカンフットボール(アメフト)です。そのため、楕円形のボールを使用することやコンタクトプレーがあることなど一部では共通する点はありますが、全く別のスポーツです。

今回は混同されがちなラグビーとアメフトの相違点について紹介します。 ラグビーについての詳しい紹介は今日から始めるラグビー観戦をご覧ください。

試合の流れの違い

ラグビーは反則が起きたり、ボールがタッチの外に出ない限りはプレーが止まることはありません。そのため10分くらいプレーが続くことも稀にあります。しかし、アメフトではタックルで倒されたり、パスが失敗すると一度プレーが止まります。前のプレーが止まってから次のプレーが始まるまでに「ハドル」という作戦会議の時間があります。

ラグビーはボールを奪われれば攻守が変わり、奪われることなくボールをキープできれば、制限なく攻撃し続けることができます。それに対しアメフトは、ボールをキープし続けても4回の攻撃権のうちに10ヤードゲイン(ボールを前に進めること)することができなければ相手ボールになってしまうため、ディフェンス側はボールを奪わなくても、10ヤードのゲインをさせなければ攻撃権を獲得できます。

試合時間の違い

ラグビーは前後半40分ずつの計80分間行われます。

アメフトは第1クォーター(1Q)から第4クォーター(4Q)の4つに分かれており、1Q15分の計60分間行われます。

試合時間は各地域や年代別で異なる場合もあります。

試合人数の違い

ラグビーはフォワード8人、バックス7人の1チーム15人が試合に出場します。選手交代は8人までで、一度退場した選手は例外を除き、再出場はできません。23人を選手登録することができます。

アメフトは、フィールドでプレーしている選手は11人です。選手交代の回数や人数に制限がないため、チームにはディフェンス専門の選手やオフェンス専門の選手、キックの専門の選手など様々な専門職の選手が多数おり、オフェンスチームやディフェンスチーム、キックなどを専門とするスペシャルチームといった、それぞれのプレーに適したグループが各チーム内で構成されています。53人を選手登録でき、46人の選手が出場可能となっています。

得点の違い

ラグビー

得点方法点数内容
トライ5点相手陣インゴールでグラウンディング(地面にボールをつける)するとトライです。
コンバージョンゴール2点トライ後に与えられる追加得点のチャンス。トライした地点から自陣に向かいまっすぐ下がった一直線上の好きな位置から蹴ることができます。
ペナルティゴール3点相手チームが反則した場合に選択でき、反則が起きた地点から自陣に向かいまっすぐ下がった一直線上の好きな位置から蹴ることができます。
ドロップゴール3点プレーの最中にボールを地面にワンバウンドさせて蹴ることで、直接ゴールを狙うことができます。

アメフト

名称得点内容
タッチダウン6点相手陣エンドゾーンにボールを持ち込むとタッチダウンです。ラグビーのようにグラウンディングは不要です。
ポイントアフタータッチダウン(どちらかを選択)タッチダウン2点タッチダウン後に狙うことができるボーナスポイントです。 敵陣ゴールラインから2ヤード地点からタッチダウンを狙います。
フィールドゴール1点敵陣ゴールラインから15ヤード地点からキックでゴールを狙います。
フィールドゴール3点4回目の攻撃でタッチダウンあるいは10ヤードゲインが達成できない場合に狙います。
セイフティ2点オフェンス側が自陣エンドゾーン内でタックルされてしまうとディフェンス側に2点が追加されます。

防具の違い

ラグビーでは大学生以上になると防具をほぼ着けません。危険を避けるために防具なしでも怪我のリスクが減るようなルールを徹底しているためです。安全への配慮としてマウスピースのほかにヘッドギアやショルダーパッドなどを着けている人もいますが、動きやすさを重視してヘッドギアやショルダーパッドは着けていない人が大半です。

アメフトではヘルメット、マウスピース、ショルダーガード、ヒップパッド、サイパッド、ニーパッド、ブロッキングパッドといった体の多くの部分を守る防具が必須となっています。アメフトはボールを持っている選手以外にもコンタクトプレーが許されており、死角からのタックル・コンタクトプレーが多いため、ケガの危険を減らすために丈夫な防具を全身にまとっています。

ラグビーの防具について、詳しくはラグビーの装備品ってなにがあるの?をご覧ください。

タックルの違い

ラグビーではボールキャリアーへのタックルしか行ってはいけません。ボールキャリアーへのブロックやボールキャリアー以外の選手へのタックル、ブロック行為はすべて反則です。

アメフトのコンタクトプレーは「タックル」と「ブロック」の2種類があります。タックルとは相手を掴んで倒すプレーで、ボールキャリアーの進行を止めるためのプレーです。ブロックとは相手を掴まずにボールキャリアー以外の選手の進行を阻止するプレーです。ボールキャリアー以外の選手へのタックルは反則行為となっています。

ボールの違い

ラグビーとアメフトが混同されてしまう一番の原因は楕円という同じ形のボールを使用しているからではないでしょうか。しかし、同じ楕円球でも重さや大きさは全く異なります。

 ラグビーボールアメフトボール
重さ400〜440g397〜425g
外周(長辺)740〜770mm794〜819mm
外周(短辺)580〜620mm519〜531mm
直径280〜300mm272〜286mm
公式球の素材合成皮革(ラバー)本革

パスの違い

ラグビーは前にパスを投げることは反則で、横か後ろにしかパスを投げることができませんが、アメフトでは1回の攻撃権のうちに1度だけ前にパスをすることができます。

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