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ラグビーの装備品ってなにがあるの?

更新日:2021年2月26日

ラグビーは人と人がぶつかり合うコンタクトスポーツです。しかし、アメフトのように重装備をしておらず、防具はほとんど着けていません。それはトレーニングを積み、ケガをしない、相手に当たり負けしない体を作っているからです。ラグビーでは筋肉が1番の防具となります。
今回はジャージやパンツ・スパイクなどの基本的な装備からヘッドギアやマウスピース・ショルダーパッドなどの独特な装備まで様々なものを紹介します。

ラグビージャージ

ラグビーはとても激しいスポーツなので、耐久性に優れた丈夫で伸縮性のある素材で作られています。また、相手選手に服をつかまれて引っ張られないように、体に密着するタイトなものが主流となっています。
最近では、ボールをキャッチしやすいように滑り止めが施されているジャージも増えてきました。

ラグビーパンツ

つかまれても破れないように丈夫な素材を使用しています。
ラグビーパンツの短さはラグビーの服装の特徴の1つと言えます。これにはしっかり理由があり、相手選手にパンツをつかまれないように丈を短く体にフィットしたデザインになっています。

ソックス

ソックスは基本的にサッカーなどのほかのスポーツのものと変わりません。しかし、強豪チームや代表チームなど一部のチームでは着圧設計や滑り止めを施し、より足にフィットするように工夫しているところもあります。
また、ソックスの色は各チームのチームカラーを元にデザインされていることが多いです。

スパイク

スパイクはラグビー用のものもありますが、サッカースパイクを履いている選手もいます。スパイクにはポイントが固定式のものと取替式のものがあり、それぞれに特徴があるため自分のポジションやプレースタイルに合わせて選びます。

固定式スパイクの特徴

取替式より軽量です。柔らかい素材を使用していて、軽くて走りやすいので疲れにくいメリットがあります。ランプレーの多いバックスの選手が選ぶことが多いです。また、フランカーやナンバーエイトといったフォワードの中でもランプレーの多いポジションの選手も選ぶことがあります。

取替式スパイクの特徴

素材が硬めなので丈夫です。ポイントがすり減ってしまった場合は、ポイントだけを交換することができるので経済面で優れている部分もあります。 しっかりと地面を踏み込めるので、スクラムを組んだり相手とぶつかり合うことの多いフォワードの選手が選びます。もちろんバックスの選手でも選ぶことがあります。※ポイントとは、スパイクの裏のスタッド(突起物)のことです。

ヘッドギア

社会人や大学生は着用が任意ですが、高校生以下は着用が義務付けられています。大学生以上ではヘッドギアをしていない選手のほうが多いです。理由としては、単純に邪魔なことや声が聞こえにくいことなどがあげられます。
ヘッドギアは、頭部への外傷や脳への衝撃ダメージを減少させ、切り傷や脳しんとうを防ぎます。また、タックルやスクラムで耳が擦れ、切れてしまったり腫れてしまうのも防ぎます。

マウスガード

社会人や大学生は着用が任意ですが、高校生以下は着用が義務付けられています。 主に下記のメリットがあります。

  • スポーツの時に歯や歯肉、あごの骨を保護します。
  • 歯の破折や脱臼、口唇の裂傷などのケガを予防または軽減させる効果があります。
  • 柔らかく弾力性のある材質を使用するため、外部からの衝撃を吸収し、歯や歯周組織を保護します。
  • 脳への衝撃ダメージを減少させ、脳しんとうを防ぎます。

ショルダーパット

タックルやスクラムなどの時にクッションとなり、肩や胸部など上半身への衝撃、痛みを和らげます。 着用が任意なため「着ていると動きづらくて邪魔」という理由で着用していない選手も多数います。

テーピング

本来は負傷を予防、もしくは負傷した部位の悪化を防ぐため、関節や筋肉などに巻いて固定するために使用します。
ラグビーの試合で太ももや手の指にテーピングをしている選手を見たことはないでしょうか?これはケガをしているからというわけではなく、きちんと巻いている理由があります。

・太ももにテーピングをしているのはラインアウトの時にジャンパー※1の役割をする人で、主に4~8番のフォワードの選手です。ラインアウトはジャンパー※2の選手をリフトアップしてボールを競り合うため、このときにリフター※3が持ち上げやすいようにテーピングを巻いて滑らないようにしています。
※1ラインアウト時に持ち上げられる人 ※2ジャンパーを持ち上げること
※3ジャンパーを持ち上げる人

・指のテーピングはボールをキャッチするときやパスを投げるときの滑り止めのためです。汗や雨でボールが滑ってしまうのを防ぐ役割があります。 どのポジションの選手も巻くことがありますが、スクラムハーフ、スタンドオフの選手は試合中にボールをキャッチ、パスすることが特に多いので、巻いていることが多いです

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