【BCG】コッホ現象というものがおこったらどうすればよいですか。
更新日:2020年4月1日
結核に既に感染している赤ちゃんにBCGワクチンを接種すると、通常より早く接種部位の反応が起こることがあります。これをコッホ現象といいます。
コッホ現象かもしれないと思ったら、2から3日以内に接種医を受診してください。コッホ現象がでた場合、知らない間にお子さんが結核に感染していた可能性があり、結核に感染しているかどうかを調べる必要があります。
ただし、救急外来を受診するほどの緊急性はありません。調べた結果、結核にかかっていなかったということも多いので慌てないでください。
接種部位の局所反応は、接種部位の皮膚が赤く腫れ、膿を伴う変化が見られる場合でも、特別な処置はなく、経過観察をおこないます。接種後、2から4か月後には針痕が残る程度に治癒します。
問合せ
母子健康センター 予防係 048-525-2722(直通)