根岸家長屋門
更新日:2016年11月16日
根岸家長屋門
熊谷市指定文化財(有形文化財・建造物)「根岸家長屋門」
根岸家長屋門は、江戸時代後期(寛政年間頃)に建築されたものと伝えられ、その規模は、幅13間、奥行き3間、屋根棟高10メートルと県内最大級を誇ります。正面左側は江戸時代、剣術道場の「振武所」として使われ、右側は当時の番頭たちの帳場に使われた部屋が設けられています。平成22年度に屋根瓦の葺き替えを中心とした保存修復工事を実施し、建築当初の面影を取り戻しました。
友山・武香ミュージアム
開館時間は9時から17時まで(入場無料)
ミュージアム内の様子
かつて振武所として使われていた場所に「友山・武香ミュージアム」を開設し、根岸家の歴史を紹介するパネルや、荒川の洪水に備えて保管されていた木製舟などを展示しています
俳人金子兜太先生の句碑
草莽(そうもう)の臣友山(ゆうざん)に春筑波嶺(ね)
根岸家長屋門の前にある桜が咲き誇る季節に屋敷の高台から東を望むと、その春霞の先に姿を現す筑波山と、新たな時代へと踏み出した根岸友山を対比し、春のうららかな日和を感じる中で、屹立する友山の姿を表現したものです。
俳人金子兜太先生が詠んだ俳句の句碑が根岸家長屋門近くに設置され、平成28年3月30日にお披露目されました。
場所:熊谷市冑山152
交通手段
(1)JR高崎線熊谷駅南口から市内循環バス「ひまわり号」箕輪下車徒歩約5分
(2)JR高崎線熊谷駅北口から国際十王交通「東松山駅行き・上岡経由」冑山停留所下車徒歩約3分