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令和5年10月 議会運営委員会(三重県亀山市、三重県四日市市 議会運営について他)

更新日:2024年1月9日

議会運営委員会では、10月10日、11日の2日間で行政視察を行いました。
参加者
委員長 影山琢也 副委員長 山下一男
委員 福田勝美、千葉義浩、沼上政幸、中島千尋、白根佳典、池井光吉、田中純一

10月10日 三重県亀山市

亀山市議会では、議会運営についてと議会改革についての行政視察を行いました。
議会運営についてでは、主に予算決算委員会についてお話を伺いました。亀山市議会では、平成24年から常任委員会として設置しており、当初予算と決算等については、議長を除く全議員で委員会を構成し、質疑、委員間の自由討議、討論を経て採決をしているとのことでした。また、補正予算議案に関しては、各常任委員会ごとに分科会を設置しており、委員会へ付託された議案を分科会で分担して審査を行い、その後予算決算委員会を開催し採決を行っているとのことでした。これらの取組により、議案不可分の原則を実現でき、議員全員が議案に対する課題等を共有できるようにしていました。
議会改革についてでは、議会基本条例に基づき、平成23年に議会改革推進会議と補助機関である議会改革推進会議検討部会を設置し、議会における課題を抽出した検討課題カルテを作成しており、検討課題カルテに沿って課題に取り組んでいるとのことでした。これまでに52の課題を抽出し、お話を伺った時点では38の課題が完了しており、予算決算委員会の設置も課題の一つであったと説明がありました。

10月11日 三重県四日市市

四日市市議会では、議会運営についてと議会広報広聴についての行政視察を行いました。
議会運営についてでは、予算決算常任委員会についてお話を伺いました。四日市市議会では、平成21年度から常任委員会として設置しており、予算は議長を除く全議員、決算は議長と監査委員を除く全議員で構成しており、各常任委員会ごとに分科会を設置して審査を行い、その後予算決算常任委員会の全体会において附帯決議を付すべきものや修正すべきもの等の審査を行っているとのことでした。また、四日市市議会では、予算決算の政策サイクルを確立しており、決算審査で次年度予算に関する政策提言を行い、当初予算審査において提言した内容が盛り込まれているか確認し、その後の決算審査において提言事項の執行状況の報告を執行部に求めているとのことでした。
議会広報広聴では、市議会モニター制度や常任委員会のテーマの市民募集を行うなど先進的な取組を行っているほか、市民との意見交換の場として、議会報告会とシティ・ミーティングも各定例会後に開催しており、開かれた議会の実現のため、様々な事業に積極的に取り組んでいました。

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