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元荒川ムサシトミヨ生息地(県指定天然記念物)

更新日:2018年9月28日

 熊谷駅の南東部を流れる元荒川源流部は、世界で熊谷市にしか生息していない希少魚ムサシトミヨが生息しています。この源流部400メートルは、平成3年に県の天然記念物に指定されています。また、環境省からは、「ふるさといきものの里」として認定されています。
 川は、水草がゆらめく清流で、住宅地をぬって大きく曲がりながらさらさらと流れています。その様子は、まるで童謡の「春の小川」を思い出させます。
 ムサシトミヨは、体にトゲをもつ体長が3.5から6センチメートルの小さな魚で、小鳥のように巣をつくり、オスが子育てをする珍しい魚です。また、絶滅の危険に瀕している絶滅危惧種として環境省編のレッドデータブックにも掲載されていて、平成23年4月には「市の魚」に選定されています。
このムサシトミヨは、元荒川の水源がある「熊谷市ムサシトミヨ保護センター」において保護のための研究が県により行われていて、同センターの展示室では実際にムサシトミヨが泳ぐ姿を見ることができます(見学については環境政策課までご連絡ください)。

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環境政策課(江南庁舎)
電話:048-536-1521(代表)内線206、207 ファクス:048-536-2009

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