日本脳炎予防接種
更新日:2021年2月12日
日本脳炎ワクチンの不足について
厚生労働省より、全国的に日本脳炎ワクチンが不足していると通知がありました。
詳細につきましては、以下をご覧ください。ワクチンの供給状況について(厚生労働省)(外部サイト)
接種の優先順位について
供給が安定するまでの間、日本脳炎ワクチン4回接種のうち、第1期初回の2回(1回目及び2回目)の接種を優先していただくようお願いいたします。
ただし、定期接種として受けられる年齢の上限が近づいている場合などやむを得ない場合には、定期接種で受けられる年齢を過ぎないように接種をすすめてください。
- 2021年度は2020年度と比べ80万本の供給が減少する予定ですが、2022年度は2020年と比べ160万本の供給が増加する見込みです。
積極的勧奨の差し控えについて
予防接種施行令の一部改正により、平成17年度から平成21年度までの間に日本脳炎の予防接種が差し控えられたために予防接種機会を逃したかた(平成12年4月2日から平成19年4月1日生まれまで<特例対象者>)に対して、実施対象年齢が緩和され、20歳未満まで接種できることになりました。
これまでの経過
平成17年5月30日
因果関係は不明なものの、日本脳炎ワクチン(旧ワクチン)を接種した後に重症のADEM(急性散在性脳脊髄炎)を発症した事例があったことから、積極的勧奨を差し控えるよう厚生労働省より勧告が出される。
平成21年6月2日
乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン(新ワクチン)の使用が可能となり、第1期日本脳炎予防接種に使用できることとなる。
乾燥細胞日本脳炎ワクチン(新ワクチン)は、第2期の接種についての有効性・安全性が確立していなかったことから第2期の接種として使用できず、第2期の接種は一時中断となる。
平成22年4月1日
第1期の対象者に限り積極的勧奨が再開となる。
しかし、これまでに接種を逃したかたを含めたすべてのかたへのワクチンの供給確保が困難であるため、国の通知により、平成22年度においては、3歳に該当するかたの接種を優先して接種することとなり、該当となるかたには個別通知を行った。
第2期の接種に乾燥細胞日本脳炎ワクチン(新ワクチン)が使用可能となる。
平成22年8月27日
予防接種実施規則が改正され、積極的勧奨差し控えにより接種できなかったかたは、第1期(3歳から7歳半未満)の不足接種回数分を第2期(9歳から13歳未満)の年齢内で定期接種できるようになる。
平成23年5月20日
予防接種施行令の改正により、平成17年度から平成21年度の間に日本脳炎の予防接種が差し控えられたことにより、予防接種機会を逃したかた(平成7年6月1日から平成19年4月1日生まれ<特例対象者>)に対して、実施対象年齢が緩和され、20歳未満まで接種できることとなる。
平成25年4月1日
特例対象者として平成7年4月2日から5月31日までの間に生まれたかたが追加される。
第2期の積極的勧奨が再開となる。国のかた針に基づき、平成25年度は高校3年生に相当する年齢のかた(平成7年4月2日から平成8年4月1日生まれ)に第2期の不足分について個別通知を行った。
平成26年5月
平成26年度の第2期の積極的勧奨は高校1年生から3年生に相当する年齢のかた(平成8年4月2日から平成11年4月1日生まれ)に個別通知を行った。
平成27年5月
平成27年度の第2期の積極的勧奨は中学3年生から高校1年生に相当する年齢のかた(平成11年4月2日から平成13年4月1日生まれ)に個別通知を行った。
平成28年5月
平成28年度の第2期の積極的勧奨は小学4年生から中学1年生に相当する年齢のかた(平成15年4月2日から平成19年4月1日生まれ)に個別通知を行った。
平成28年5月から
平成19年4月2日生まれ以降は実施対象年齢前に送付しています。
予防できる感染症
日本脳炎 | 蚊(コガタアカイエカ)が媒介するウイルスで、多くの場合は無症状ですが、脳炎を起こすと、知的障害や運動障害の後遺症が残ったり、亡くなることもあります。 |
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接種回数と接種間隔
接種区分 | 接種回数 および間隔 |
標準的スケジュール | 熊谷市実施年齢 |
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第1期初回 | 6日から28日までの間隔をおいて2回 | 3歳時に2回接種 | 3歳から7歳半に至るまで |
第1期追加 | 初回完了後おおむね1年の間隔をおいて1回 | 4歳時に1回接種 | 3歳から7歳半に至るまで |
第2期 | 1回 | 9歳時に1回接種 | 9歳から13歳未満 |
◎特例対象者(平成12年4月2日から平成19年4月1日生まれ)のかた
第1期・第2期の未接種分を20歳未満まで定期接種として接種可能です。
転入・紛失等で「予診票」をお持ちでない場合には、交付をしますので、母子健康手帳をお持ちのうえ、母子健康センターまたは妻沼保健センター窓口までお越しください。
◎経過措置対象者(平成19年4月2日から平成21年10月1日生まれ)のかた
第1期(3歳から7歳半未満)の3回が完了していない場合、第2期の実施対象年齢内(9歳から13歳未満)で、第1期の不足回数分を接種する機会が「経過措置」として設けられています。対象となるかたは、「経過措置」としての予診票が必要になりますので、第2期の接種前に母子健康手帳をお持ちのうえ、母子健康センターまたは妻沼保健センター窓口までお越しください。
日本脳炎の予防接種についてのご案内(厚生労働省のホームページ)(外部サイト)
日本脳炎ワクチン接種に係るQ&A
厚生労働省「Q&A」(平成28年3月改訂版)(PDF:191KB)
【参考】熊谷市日本脳炎予防接種年齢別対応表
平成17年度から平成21年度の間に日本脳炎の予防接種の機会を逃したかたの接種時期が緩和され、平成7年4月2日から平成19年4月1日生まれのかた(特例対象者)に限り、定期接種の期間が延長されました。
R2年度 熊谷市日本脳炎予防接種年齢別対応表(PDF:71KB)
ワクチンの接種について
接種については、 お子さんの予防接種の受け方(熊谷市ホームページ)をご覧ください。
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