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平成30年7月 市民福祉常任委員会(大阪府高石市 子育てウェルカムステーション(ハグッドたかいし)について、大阪府堺市 堺市がん対策推進条例とその関連施策について)

更新日:2018年7月19日

市民福祉常任委員会では7月17日、18日の2日間、行政視察を行いました。
参加者
委員長 石川広己 副委員長 影山琢也
委員 閑野高広、関口弥生、黒澤三千夫、桜井くるみ、福田勝美、松岡兵衛

7月17日 大阪府高石市

 大阪府高石市において、「子育てウェルカムステーション(ハグッドたかいし)」について視察を行いました。
 高石市では、近年、20代から30代の転出超過が目立つようになり、子育て世帯の定住、転入の促進を図るため、高石駅前のマンションを併設する商業施設の3階に子育て支援施設を計画し、約1億円をかけて子育てウェルカムステーション(ハグッドたかいし)を整備しました。整備するに当たり、子育て世帯の買い物等の利便性の向上を図るだけでなく、図書館、文化ホール等も隣接している場所柄を活かし、他市在住者を含む子育て世帯を当初からターゲットとしたとのことでした。「ハグッドたかいし」は、五感を刺激する屋内の遊び場や地域の子育て情報や貸し出し可能な絵本、親子でくつろげるスペースを有した施設で、株式会社ボーネルンドとの協働で平成28年12月に開所したとのことでした。
 開所から平成30年3月末までの15カ月間の入場者数は、約6万1,000人で月平均約4,000人、一時預かりサービスは1カ月平均約50件と出足は順調で、商業施設の売り上げが伸びたことや、「ハグッドたかいし」があるから高石市へ転入された方もいるなどの相乗効果もあるとのことでした。

7月18日 大阪府堺市

大阪府堺市では、「堺市がん対策推進条例とその関連施策」について視察を行いました。
 堺市では、がんが原因による死亡者数の割合が他の死因割合の2倍以上あり、全体の3割以上を占めています。また、大阪府全体でも、がんによる死亡率が15年間全国ワースト6位以内だったことから、がん対策への機運が高まり、平成24年に議員提出議案でがん対策推進条例が制定され、がん対策推進委員会を設置し、調査、審議等を行っています。条例の特徴としては、事業者の責務と女性特有のがんの予防が挙げられます。事業者の責務については、国民健康保険加入者以外の方にがん対策の周知が行き届かなかった点を解消するため、事業者に対し、従業者への検診の充実を責務として位置づけたことにより、満遍なく啓発するための仕組みができたとのことでした。また、女性特有のがんの予防については、罹患者数の多い年代に合わせたがん検診を実施しているほか、がんの中で唯一セルフチェックが可能な乳がんのセルフチェックの啓発を積極的に行っているとのことでした。

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