平成30年7月　都市建設常任委員会（名古屋市　自転車利用環境基本計画について、沼津市　パークマネジメントプランについて、三島市　ガーデンシティみしま推進事業の花飾り事業について）

都市建設常任委員会では7月17日、18日の2日間、行政視察を行いました。
参加者
委員長　小鮒賢二　副委員長　千葉義浩
委員　大久保照夫、森　新一、三浦和一、野澤久夫

名古屋市では、自転車の事故を減らすために、昭和57年以降、自転車の利用環境整備について各種計画策定や取り組みが進められてきました。
現在は平成23年に策定した「自転車利用環境基本計画」等に基づいて、自転車駐車場の整備や路上放置自転車の撤去等による「駐車」の視点、道路上への自転車走行空間の整備による「走行」の視点、コミュニティサイクルなどの自転車の共有化の検討による「利用」の視点という3つの視点からの整備を進められており、取り組みの経緯や内容、今後の課題などについて説明いただきました。

沼津市では、子育てしやすい環境づくりや都市の魅力向上に寄与する公園を市民とともに作ることを目指し、公園を地域の活性化や賑わい創出、子育てやレクリエーションの場として活用する新たな可能性を探るため、民間事業者による移動販売などの出店の実証実験や、ワークショップの開催などを通して、平成30年5月に公園の維持管理や運営管理に関してまとめた「パークマネジメントプラン」を策定しました。
計画の策定経緯や内容、今後の課題等のほか、平成29年に公園内の旧社会教育施設を活用して開設された民間事業者による公園一体型宿泊施設について説明いただきました。

三島市では、水と緑、文化や歴史に花を加え、美しく品格のあるまちを目指す「ガーデンシティみしま推進事業」を行っており、そのうちの中心的な取り組みの1つとして、三島大通りや芝町通りという中心市街地のシンボルロードを、市民の協力を得ながら年間を通じて立体的な花飾りで飾る「花飾り事業」を行っています。
事業を進めるうえで必要となる多くの花飾りへの毎日の水やりなどの維持管理や、交流人口や店舗が増えるなど、まちの賑わいが戻ってきている状況などについて説明いただきました。