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平成28年1月 ラグビーワールドカップ2019まちづくり特別委員会(茨城県取手市 アートのあるまち推進事業について、富山県氷見市 春中ハンドの取り組み(市民との協働によるハンドボール全国大会の開催と選手の育成)について)

更新日:2016年2月19日

ラグビーワールドカップ2019まちづくり特別委員会では、1月14日・15日の2日間にわたり行政視察を行いました。
参加者
委員長 森新一 副委員長 守屋淳
委員 影山琢也、小島正泰、権田清志、石川広己、黒澤三千夫、三浦和一、福田勝美、加賀崎千秋

1月14日 茨城県取手市

茨城県取手市は人口約10万1千人、面積約70平方キロメートルで茨城県南部の玄関口となっています。
市内には東京芸術大学取手キャンパスがあり、多くの芸大生や芸術家が居住していることから、芸術を生かしたまちづくりを進めています。
アートのあるまち推進事業(取手アートプロジェクト)は東京芸術大学、市民、郷土作家及び行政が一体となって実行委員会を組織し運営するアートプロジェクトです。市民とアーチストが一緒に作品を創りあげたり、芸術家に農業に参画してもらってお互いの支援につなげたり、空家を利用したアトリエの貸し出しなどのほか、アートに関するイベントも各種開催しています。
この取り組みによりまちなかにはオブジェや絵画が溢れ、市民だけでなく、取手市を訪れる人々にも歩いて楽しいまちとなっていました。
また、子供たちは芸大や芸術家のサポートを受け、芸術を身近に感じながら育っているそうです。まちづくりだけでなく人材育成の面でも参考になりました。

1月15日 富山県氷見市

富山県氷見市は人口約5万人、面積約230平方キロメートルで富山県の西北、能登半島の東側付け根部分に位置しています。昭和32年に全日本総合ハンドボール選手権が市内で開催され、翌年、国体の青年ハンドボールの会場地となったことからハンドボールのまちづくりを進めています。
春の全国中学生ハンドボール選手権大会はハンドボール強化のため中学生から選手の育成が必要とのことから始まり、氷見市がまちおこしの一貫として会場地として名乗りをあげて氷見市で毎年開催されています。このことから、市内ではハンドボールが盛んで小学生のチーム数が県内の半数を占め数多くの大会が行われています。中学校では市内の3分の2の学校にハンドボール部があり、全国大会優勝も成し遂げています。地元氷見高校もハンドボールの強豪で、地元中学生の憧れになっており、高校卒業後も実業団や大学、クラブチームで続け、引退後は地元に戻って指導者に転向するという循環ができ始めたそうです。
大会の特色は地域サポーター制度という自治会ごとに応援チームを割り振って応援、サポートし、全部の市民がこの大会に関わるという体制になっていることです。
子供たちはハンドボールに接して成長するので、現在の50代くらいまでの市民はほぼルールをマスターしているそうで、一層の盛り上げのため高齢者にも試合を観てもらう機会を増やして啓発に努めているそうです。

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