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下水道の正しい使い方

更新日:2019年4月1日

公共下水道ができたからといって、どんなものでも流していいということではありません。
下水道は、みんなで使用する公共の財産です。
下水道を使う一人ひとりがマナーを守って上手に使いましょう。

【台所の油やゴミは流さない】

台所から出る野菜くずや残飯、つま楊枝やビニール片などを流すと排水管や下水管が詰まり悪臭や排水不良の原因となります。
また、油類を流すと排水管に付着し、次第に固まって詰まる原因となりますので流さないでください。
ディスポーザ(食品くず処理機)も詰まりの原因になりますので、使用しないようにしましょう。
このほか、高濃度の薬品類を流すと、排水管を溶かしたり、下水処理を困難にしますので流さないでください。

【水洗トイレには溶ける紙を】

水に溶けやすいトイレットペーパー以外のティッシュペーパー、紙オムツや生理用品、タバコやガム、ビニールなども流すと詰まりの原因となりますので、流さないでください。
節水型便器を使う場合は、節水しすぎて汚物を流すための水量が足りず、汚物が排水管内で止まってしまうことがないことを確認してください。

【お風呂場や洗面所では】

髪の毛や石鹸などの固形物を流すと、排水管が詰まる原因となります。
排水口の目皿にの上にたまった髪の毛などは、不用となった歯ブラシなどで取ると、衛生的に簡単に取ることができるのでこまめに取るようにしましょう。

【洗濯の際には】

洗濯用洗剤は無リンの洗剤を使用し、洗剤の使いすぎに気をつけましょう。

【アルコールやガソリンは流さない】

汚水ますやマンホールのふたを開けて、ガソリンやシンナー、アルコールなど揮発性の高い危険物を流すと、管の中で爆発したり管を損傷するなど大事故につながりますので、絶対に流さないでください。

【マンホールやますにゴミや土砂を捨てない】

マンホールはゴミ箱ではありません。マンホールは下水管の点検や修理をするためのものです。枯葉や土砂などのゴミを捨てないでください。

■下水道に油やゴミを流すと・・・

台所やトイレ、風呂場等から野菜くずや廃油、あるいは水に溶けない紙などを流されますと管がつまり、下水道が使えなくなるばかりでなく、時には汚水の噴き上げにもつながることがあります。
特に、油成分は下水道管の中で冷やされ、管の内面に付着して断面積を狭め、管が詰まる原因となります。
(写真は、熊谷市内で油などの汚れで詰まった下水道管の様子です)
また、終末処理場では「微生物が汚れを分解する働き」を利用し、水をきれいにしていますが、廃油や濃縮洗剤、ペンキなど微生物にとって有害なものを流されると、微生物の働きを弱くしたり、または、死滅させることになり、処理水質の低下につながり、河川や海の環境を悪化させることになります。
 

■コップ1杯の油が・・・

お子様の大好きな、からあげ、ポテトフライは油を使って調理しますが、使い古した油はどのように捨てていますか?今は固めて可燃ごみとして捨てる事ができます。
万が一、コップ1杯の油を下水道に流したら・・・
 
コップ1杯の油(200ミリリットル)を自然界(海川)に安全に返すために必要な水の量は、なんと約60トン(家庭の浴槽200杯分)です。
○環境を守るための第一歩として、各家庭で使い終わった油の処理に気をつけましょう。
○油を大量に使う飲食店の皆さまは、油脂阻集器(グリーストラップ)の適正な管理をお願いします。

このページについてのお問合せは

下水道課維持管理係
電話:048-524-1111(代表)内線561・562、048-524-1446(維持管理係直通) ファクス:048-525-8878

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